「半沢直樹2」日曜劇場
2020年7月19日放送開始、毎週日曜日夜21:00~/TBSテレビ
主人公を演じるのは、前作に引き続き、堺雅人さん。
半沢直樹は、東京中央証券に戻ってきたと思ったら、今度は国家権力と対決!
「帝国航空」の再建問題も解決したいところですが、国絡みなのでそう簡単にはいきません。
そこにあらわれたのが、開発投資銀行のバンカー谷川幸代(たにがわさちよ)。
果たして半沢直樹の味方なのか敵なのか今のところ微妙なところですが、鉄の女という異名をもつやり手ということでかなりの曲者なのではないでしょうか。
谷川幸代を演じるのは女優の西田尚美(にしだなおみ)さんですが、今回の役どころで、さっそく町でも「鉄の女だ!」と声をかけられるまでに、反響があったようです。
今回は「【半沢直樹2】谷川幸代役は西田尚美!鉄の女は敵か味方かネタバレ考察」と題して、西田尚美さんの経歴プロフィールにも触れながら見ていきたいと思います!
目次
【半沢直樹2谷川幸代役】西田尚美の経歴プロフィール
西田尚美さん、50歳ってマジかよ…文化服装学院出てるのも知らんかった… pic.twitter.com/0tI0KnSGDB
— おばん (@ebios10000) August 25, 2020
・西田 尚美:(にしだなおみ)
・生年月日 :1970年2月16日(2020年現在、50歳)
・出生地:広島県福山市
・血液型 :B型
・身長:163cm
・活動期間 1991年 –
・事務所: 鈍牛倶楽部
西田尚美さんは、元々はモデルとして活躍されていました。
1991年頃から、女性ファッション誌「Junie」「PeeWee」「an・an」「non-no」などで、活躍されていました。
(「non-no」の好感度ランキングでは上位にランクインされていたそうです。)
その後、1993年のテレビドラマ『オレたちのオーレ!』への出演をきっかけに女優に転身!
その西田尚美さんが、女優として頭角を現したのは2003年からフジテレビで放送された医療ドラマ「白い巨塔」。
医療事故の鍵を握る看護婦・亀山君子役の演技です。
鉄の女役の西田尚美さん
白い巨塔では正義感が強い、違う意味で鉄の女だったよねw#半沢直樹 pic.twitter.com/WsuLk5piYa
— もりあか (@northmoriaka) August 23, 2020
この役は、裁判で証言を翻(ひるがえ)す重要人物で、立場とモラルの間で揺れ動く難しい役柄で、西田尚美さんの、原作の意図を忠実に表現する演技が素晴らしいと話題になりました。
その後は、もう数えきれないほどのドラマ作品を中心に出演されています。
プライベートでは、2005年7月、一般の方とご結婚されたことを公表されました。
ちなみに、旦那さんは、有名な靴のデザイナー・竹ヶ原敏之介さんという方です。
そして、2008年4月には、第一子となる女の子が誕生しています。
それ以降は、お子さんの情報が見つからなかったので、お一人ではないかと思われます。
【半沢直樹2】谷川幸代は鉄の女は何者?
西田尚美、早くも『半沢直樹』効果を実感 愛犬の散歩中「鉄の女!」と言われる https://t.co/SarYOem95P
— たかちゃんのアンテナ(サイト) (@takachan321site) August 25, 2020
西田尚美さんが演じる、谷川幸代は、開発投資銀行のやり手女性バンカー。
開発投資銀行というのは、半沢直樹が再建を手掛けようとする「帝国航空」がメインバンクとしています。
この中で、谷川幸代はタフ・ネゴシエーターとして評判の「鉄の女」の異名を持つ人物で第5話から登場されています。
半沢直樹は、政府の債権放棄を受け入れようとは断固として拒否。
独自の再建案を進めようとする半沢直樹に対して、谷川幸代は、「余計な事をせず、帝国航空が生き残る可能性は0だから政府に任せるべきです。」と進言します。
にもかかわらず、「帝国航空の社内には不穏分子がいる」と半沢にアドバイスをしてくれたりもするんです!
半沢直樹と谷川幸代の立場は、銀行は違えでも似た部分があるんですよね。
半沢直樹は、「一緒に政府の横暴に立ち向かいましょう!」と、谷川幸代に持ちかけます。
ところが谷川幸代は、「私どもの銀行は債権放棄を検討しています。」と冷たく突き放す場面もあります。
谷川幸代は、ドラマ内では描かれていないのですが、開投銀行の債権を保全するために帝国航空に対し大胆なリストラを含む要求を強く突きつけていたのでは?と考察しています。
この強さが「鉄の女・開投銀のサッチャー」と陰口を叩かれてきたのでしょう。
その谷川幸代は、リストラによる会社再建を放棄して、7割の債権カットという、バンカーにとって理不尽な政府の要求に応じようとするには何か深いワケがあるのではないでしょうか??

【半沢直樹2】谷川幸代は鉄の女はで敵か味方かどっち??
開発投資銀行企業金融部第四部次長・谷川幸代(西田尚美)のツンデレな所。#半沢直樹#みんなで半沢直樹見よう pic.twitter.com/buMBeEX6U5
— BurningMF (@gfwavp100) August 23, 2020
谷川幸代には半沢直樹の、銀行員としての無念さを、そう簡単には切り捨てられない思いもあると思います。
それが、6話で出てきた、半沢の再建策を支援することになる「再雇用先であるスカイホープ航空の紹介」という行動に表れています。
ですが、谷川幸代の所属する開発投資銀行は、政府系金融機関が持っている宿命「政府の政策に沿った金融活動」を背負っています。
それが、国策として正当なものであるかどうか、政治家の利害に根ざしたものであるかどうかは置いておいて、打ち出された政策に沿った判断をしなければならない立場が谷川幸代にはあります。
それゆえに、立場に反した時は、開発投資銀行は民営化への道を余儀なくされるのです。
実は既に発足したばかりの新政権下・進政党ではすでに、その議論が始まっています。
しかし、逆に考えれば、開投銀が民営化されれば政府の意向に沿った債権放棄という方策は無視できるとも言えます。
銀行として「融資した金は回収する。」という鉄則を守ることが出来、なおかつ融資先にリストラによる再生を促し、蘇えらせることも可能です。
谷川幸代がその意思を貫き通せるかどうかは、第7話(8月30日放送)の終盤に明らかになる開投銀の民営化が決定される閣議に掛かっているのではないでしょうか?
ただ、谷川幸代と白井亜希子大臣は共に上を目指す女性です。
開投銀の民営化が決定されても女同志で手を組んで、銀行の債権放棄を半強制的に推進する可能性もあります。
その理由として、谷川幸代の帝国航空幹部役員への白井亜希子大臣の密約というファクターが隠されているとすれば、その可能性は大いに高まると思うんです。
「帝国航空の再生は、役員に就任してから思う存分にどうぞ!」
谷川幸代が、白井亜希子大臣に言われたら、まんざらでもなく、そうする可能性はあります。
そればかりか、開投銀行の民営化が即、債権放棄の拒否とはならない可能性もあります。
民営化しても、政府の支援を受けることを条件として、債権放棄には応じることもあり得ます。
政治家と結びついて、自分の出世と裏金のような実利を得ている銀行内の裏切り者として、谷川幸代が、可能性ゼロとは言えないでしょう。
原作小説の展開がドラマでは、違ってくることは、これまでいくらでもありました。
ドラマ「半沢直樹2」に登場する開投銀行の谷川幸代は“鉄の女サッチャー”と呼ばれる物語の展開の鍵を握る人物です。
谷川幸代の行動次第では半沢直樹の運命も大きく変わってしまいますが、このあたりが、7話以降では、白井亜希子議員らとどう関わってくるのかも注目していきたいと思います^^
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おわりに。。。
今回は「【半沢直樹2】谷川幸代役は西田尚美!鉄の女は敵か味方かネタバレ考察」と題してお伝えしました~!!
半沢直樹2続編のドラマは、毎回怒涛の展開が起きていますね。
6話以降で、谷川幸代は、半沢直樹と手を組むのか、敵対するのか?
鉄の女と言われるだけあって、一筋縄ではいかないようですね^^
最後までお読みいただきありがとうございました。