「半沢直樹2」日曜劇場
2020年7月19日放送開始、毎週日曜日夜21:00~/TBSテレビ
主人公を演じるのは、前作に引き続き、堺雅人さん!
8話(9月13日放送)では、冒頭から牧野治副頭取の衝撃シーンから始まりました。
半沢直樹は闇を暴こうとしていますが、その暗闇はかなりの規模のものとなりそうです。
今回は、「半沢直樹2で牧野副頭取が自殺した理由は何?遺書から原作ネタバレ!」と題して、お伝えします。
半沢直樹2ドラマ8話のあらすじは?
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半沢直樹、第7話予告最速公開🙌🏻
8月30日(日)夜9時から!!政府から最恐の敵襲来!!!
債権放棄への回答期限が迫る中、半沢は裏切り者を見つけ出し、倍返しなるか!?お見逃しなく!!!#半沢直樹 #みんなで半沢直樹見よう #tbs pic.twitter.com/4hAr7cnyqY
— 半沢直樹【9/20(日)夜9時から第9話!!!】 (@Hanzawa_Naoki) August 23, 2020
「タスクフォース合同報告会」で、開発投資銀行と共に債権放棄を断固拒否した半沢(堺雅人)は、花(上戸彩)から智美(井川遥)が元銀行員で、かつて中野渡頭取(北大路欣也)の部下だった過去を聞く。
一方、大和田(香川照之)は「銀行員生命をかける」とまで言った債権放棄の受け入れの提案に失敗した紀本常務(段田安則)をここぞとばかりに追い落としにかかるが、逆に先の合同報告会が原因で中野渡頭取に参考人招致の噂があると突きつけられてしまう。
政界のドン・箕部幹事長(柄本明)がついに牙をむいたのだった。紀本は政府とつながり一体何を企んでいるのか?
そんな中、帝国航空の山久(石黒賢)からタスクフォースの再建草案を見せられた半沢は、赤字路線の羽田・伊勢志摩路線が撤退リストから外されていることに気づく。伊勢志摩は、ほかならぬ箕部の選挙地盤であり、建設に尽力した彼の功績を讃え、地元では「箕部空港」とも呼ばれていた。
すべてのカギを握っているのは箕部だと確信した半沢は、あらゆる手段で手がかりを探す。
そんな中、黒崎(片岡愛之助)もまた箕部を追っていると知って…。
こうして半沢は、東京中央銀行が抱えるとてつもない“闇”の扉を開くことになるのだった…。
半沢直樹2で牧野副頭取が自殺した理由は何?遺書から原作ネタバレ!
あと3分!!!!#半沢直樹 https://t.co/F3DgvwTilB
— 半沢直樹【9/20(日)夜9時から第9話!!!】 (@Hanzawa_Naoki) September 13, 2020
8話で明らかになった、牧野の存在。
牧野治副頭取は、10年前、ホテルの浴槽で自ら命を落とします。
牧野は、旧第一銀行の頭取でした。
旧第一銀行と旧産業中央銀行の2つの銀行が合併する事に。
それによってメガバンクが誕生となり、牧野は、東京中央銀行では副頭取をしていました。
ところが、牧野治は合併後まもなくして自ら命を絶っていったのでした。
その理由は分からないまま月日が流れます。
半沢直樹2【続編】牧野治が自殺した理由を原作ネタバレ!当時の銀行内の状況は?
ここからは、牧野副頭取が自ら命を絶った理由を、原作の小説から見ていきたいと思います。
牧野副頭取が命を絶った時期、東京第一銀行は荒れていました。
銀行同士で対等に合併する為に、不良債権処理をした後に合併をしたはずだったのですが・・・。
ここでいう、不良債権とは、お金を貸している企業の経営悪化などが理由で、回収出来ていないお金(債権)の事なんですよね。
今回、それぞれの銀行が不良債権を処理してみると、とてつもない赤字も発生しています。
- 旧産業中央銀行:1000億円の損失を処理
- 旧第一銀行:2000億円の赤字に転落
このように旧産業銀行は経営難に陥る事になります。
つまり合併する事で旧産業中央銀行に助けられ生き残れたのです。
しかし合併後は旧産業銀行と旧第一銀行出身者の派閥争いが勃発して、銀行内の調和はまったくとれない状況となっていました。
そんな中、旧第一銀行の不正な貸し出しが発覚したのです。
合併前に不正融資は一掃してクリーンな状態で合併したはずだったのですが、合併後に発覚していました。
しかし旧第一銀行の役員達は「融資先に騙された」と言い、「分かりませんでした。」とばかり言いはります。
旧産業中央銀行出身者は、旧第一銀行出身者が他にも不正融資を隠蔽しているのではないか?と疑うきっかけになってしまいます。
さらにお互いの仲は悪くなっていってしまったのですね。
半沢直樹2【続編】牧野の原作ネタバレ!遺書は偽造?
不正融資で銀行内が荒れている時に、何と牧野治は、突然自ら命を断っています。
残された遺書には、
- 妻へのメッセージ
- 娘へのメッセージ
- 銀行への感謝
身内へのメッセージは書かれていたものの、肝心な命を絶つ明確な理由が書いていませんでした。
ただこの遺書となるメモですが、偽造されたものではなく、自身で書いた遺書。
わざと命を絶つ理由に触れなかったのでした。
(牧野治が亡くなった理由)
旧第一銀行が隠していた不正融資の事実を知り、隠蔽する為
実は10年前に発覚した不正融資はたったの一部。
旧第一銀行では、
- 13件もの不正融資
- 総額1500億円
まだ表には出ていない不正な貸し出しがあり、隠蔽してきました。
しかも貸し出し先もかなりヤバい場所にあるようですが、当時、牧野はこの全容を把握したていたのです。
牧野は、とても真面目で曲がった事が大嫌いだった。
この不正融資が表に出てしまえば銀行の信頼はなくなり、信頼回復するのには長い年月が必要になりますし、最悪の場合、ここで働く行員達の将来もどうなるか分からなくなります。
全容を把握したことは良かったのですが、牧野治は散々悩み苦しんだ末、決断します。
- 自身の名誉
- 旧第一銀行の行員の将来
この2つを守るために、自らの命を持って、事実を隠蔽する為の選択をします。
真実を知って黙ったまま生きていく事が、牧野にはできませんでした。
牧野治がこの世を去ったことの理由が分からない事に違和感を感じていた中野渡。
しかし1件の不正な貸し出しだけが、世間に知れ渡ってしまいます。
中野渡は、この案件について、銀行の信頼を回復する事に必死で、牧野治が亡くなった本当の理由を深追いする事なく10年の月日が経ってしまったのでした。
つまり牧野の計画した通りに、真実は闇の中へ消えていきました。
原作の小説では、このような内容でしたが、ドラマでは、牧野が命を絶った理由がどこまで描かれるのでしょうか。
ドラマでは、箕部がおこなった不正融資を中心に9話と最終回10話で、全容が明らかになるのだと思います。
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おわりに・・・
今回は、「半沢直樹2で牧野副頭取が自殺した理由は何?遺書から原作ネタバレ!」と題して、お伝えしました。
金融庁の黒崎が異動となってしまうなど、やはり箕部ら政治家の権力は絶大なものなんでしょうか??
半沢直樹は、はたして、ドラマの中ではどこまでその闇を暴けるのか残りの話数も少なくなってきましたが、楽しみです^^
最後までお読みいただきありがとうございました。
