「パーフェクトワールド」
2019年4月16日スタート(初回20分拡大放送)・毎週火曜日夜21:00~
ドラマ「パーフェクトワールド」始まりますね!
主演は松坂桃李さん、山本美月さん(^^)
原作は有賀リエさんの漫画です!
ストーリーが、気になります(^^)
それでは、漫画「パーフェクトワールド」第7巻のネタバレ感想をお伝えしますね!
7巻あらすじネタバレ
前回は、圭吾と楓の家作りのため、一緒に仕事をすることになった、樹とつぐみ。
彼氏である是枝のためにも、つぐみはこの仕事をやり遂げて、彼に心から安心してもらおうと決意しましたが・・・。

災禍の中で(30話)
震度5強の地震が起きた、つぐみの街。
「私、行かなきゃ!鮎川のところに!!」
その時、圭吾からラインが来て、お互いの元に樹から連絡が来ていない事を知ります。
圭吾と一緒に、樹の家に向かう、つぐみ。
まだ余震がある中、樹の住む地域へ歩きます。
朝は暖かかったのに、雪が降ってきました。
もし彼の家が停電になってたら、室内の温度は下がっているはず。
重度の脊髄損傷者は、体温の調節機能がとても低いのです。
つぐみが不安に感じていると、是枝から電話がかかってきます。
是枝は長沢と合流して、向かっていましたが、渋滞で進めず、今日中に着くのは難しいと。
樹はカテーテルがなければ排尿することができず、半日以上経てば深刻な尿毒症になってしまう危険性がありました。
「そうなったら樹くんは死に至る可能性がある。」
あの人が世界からいなくなるかもしれないなんて。
樹の家に到着したつぐみと圭吾。
窓から家の中に入り、樹の部屋で彼を見つけるのですが・・・!?
手をとり合って(31話)
樹は地震で散乱した部屋の中で倒れていました。
つぐみはすぐさま樹の元に駆け寄ります。
つぐみの掛け声で目を覚ます樹。
必死で助けを呼び続けた樹は、疲れ果てて、眠ってしまっていたのです。
つぐみは急いでカテーテルを探し出し樹に渡します。
樹はお風呂に入る時ですら携帯は手放さないし、万一のためにカテーテルだって車椅子に常備して行動していました。
なのに、こんな実家の空き部屋にいるときに限って・・・。
つぐみは、自分たちにとっては「この程度でよかった」と思えることでも、樹にとっては命取りになる可能性があることを改めて実感します。
樹はこんな状況でも圭吾たちの家のことを心配していました。
そこで3人で、家の様子を見に行くことに。
建築中の家は柱と梁だけでグラグラな状態。
完成してる家とは強度が全然違います。
すでに棟梁たちが集まってくれていて、家は倒壊しておらず、柱と梁に損傷はありません。
ただ仮筋交いがいくつか外れていたため、大きな余震が来る前にみんなで作業を行うことに。
樹は自分があんな大変な目にあっていても、家のことを忘れていませんでした。
みんなが樹の呼びかけに集まってくれたのは、きっと樹の強い想いが普段から伝わっていたからでしょう。
その頃、是枝と長沢はやっと山梨県に入ったところで、今夜中につくのは無理そうです。
長沢はとても不安でした。
こういう大きな出来事があったあと、人はどこか変わってしまったりするんじゃないかと思っていました。
「考えすぎだよ」と是枝は言うのですが、是枝もまた心の中で不安に感じていました。
家の補強が終わり、つぐみと樹は避難所へ向かいます。
つぐみは樹を少しでも休ませたいと思いましたが、樹の居場所は、ありませんでした。
冬空の下車の中で(32話)
避難所は、ほとんどがバリアフリーではありません。
混雑した場所では、車椅子ですら周りの迷惑になってしまう。
樹は避難所を出て病院へ行くことに・・・。
つぐみも樹と一緒についていくことにします。
病院ではベッドに空きはなかったものの、ロビーのソファを借りることができました。
しかし樹は自分より体調が悪い人にソファを譲るんです。
樹は職員さんの車を貸してもらい、車の中で眠ることに。
つぐみはどうしても樹が心配で眠れず、様子を見に行きます。
樹はつぐみを車の中に入れてくれます。
車の中には子供のスケッチブックが置いてありました。
つぐみは高校生の時と同じ桜の校舎を描きます。
「私今日一日側にいて鮎川のことやっぱり凄いなあって思ったよ。」
樹もまたつぐみに感謝を伝えます。
「助けに来てくれて本当に嬉しかった。ありがとう。」
「鮎川が無事で良かった。本当に。鮎川、生きててくれてありがとう。」
今夜だけは昔の、夢だけ見てた高校時代の2人に戻りたいと思った、つぐみでした。
雪はまた降る(33話)
翌朝、是枝と長沢が病院に到着します。
「顔見てやっと安心した。ほんとに無事でよかった。」
(是枝くんごめんなさい。心配ばかりかけて・・・)
長沢も樹を見た瞬間駆け寄り、涙を流します。
樹を死ぬほど心配したのはつぐみだけではありません。
長沢は樹の恋人なのだから。
なのにつぐみは今、2人を見ることができませんでした。
樹はヘリで別の病院へと移ります。
つぐみは是枝の好意に甘えて、是枝の実家に泊まらせてもらうことに。
是枝の家族は温かくつぐみを迎えてくれます。
今まで過去や未来のことばかり考えてきた是枝は、今回のことで今この瞬間が一番大切なんだと気づきます。
つぐみが眠りについた頃、是枝は封筒から1枚の絵を取り出します。
それはつぐみが樹と一緒にいた夜、描いた絵でした。
車を貸してくれた人が是枝が鮎川の知り合いだと知って、絵を渡してくれたのです。
是枝はすぐにつぐみが描いたものだと気づきました。
(この絵が何を意味してるのか俺にはわかる)
(彼女はきっと一晩中あいつの側にいたんだろう)
是枝はその絵をどんな顔でつぐみに渡せばいいのか、わかりませんでした。
愛を繋いで(34話)
地震が起きた日から避難指示が解除され、つぐみたちは自宅に戻ってきました。
そんな中、樹からメールがあります。
避難先の病院から無事東京に戻って、今回の災害はつぐみのおかげで乗り越えることができたことが書かれていました。
樹のおかげで前向きな気持ちになることが出来たつぐみ。
その時、舞花ちゃんから連絡が来て、息抜きにつぐみは東京へ。
舞花と晴人は相変わらず仲が良く、つぐみから見ても良いカップルでした。
でも、実は2人破局していたのです。
付き合って喧嘩ばかりするようになり、お互い気持ちがだんだん離れていったのだそう。
決して障害が理由で別れたわけではありません。
ただお互いの道が分かれただけ。
別れたあとも、良き幼なじみの関係に戻れている2人を見たつぐみは心が動きます。
あんなに自然でいられるようになるまで、迷いや悲しみ葛藤があったはず。
なのに、それを優しい思い出に変えて、それぞれの道を進むことを決めたのです。
つぐみはあることを決意し、是枝に電話をかけます。
「ごめんなさい。私行けない。」
そして、樹の家へ。
「鮎川、私後悔がある。後悔があるの。」
7巻の感想!
震災をきっかけに、自分の気持ちに向き合い始めて、良かったです。
是枝が、良い人なだけに、可哀想だけど、つぐみはやっぱり樹じゃないとダメなんですね・・。
そして今巻で印象に残ったのが、障害者の災害時の不便さや不安さ、でした。
最後に・・・
今回は「パーフェクトワールド」7巻のネタバレ感想をお伝えしました。
つぐみが後悔しない選択なら、どんな選択であっても応援したいと思います!
8巻が、どうなるのか楽しみです(⌒ー⌒)
