「ルパンの娘」
2019年7月11日スタート・毎週木曜日夜22:00~/フジテレビ系
横関大さんの、同名タイトル小説が原作となる、今回のドラマ。
主人公・三雲華(みくも はな)を、深キョンこと深田恭子さんが演じることも話題になっています。
10話(9月19日放送)では、華ちゃんのお爺さん、おばあちゃんと、和くんのおじいちゃんの60年前の過去が明らかになるそうです。
ドラマも、小説と同じ展開になるのでしょうか??
今回は、原作小説のネタバレ感想をお伝えします~ヾ(^∇^)
小説でも回想シーンが語られる
【『カメ止め』から連ドラへ「ドッキリだと…」と、どんぐり 】https://t.co/YNuE4RV3uI
ドッキリだと思いました。ほんまに私? って。初めての連続ドラマ撮影なので初歩的なことから教えていただきました。#どんぐり #ルパンの娘 #フジテレビ #女性自身[@jisinjp]
— 女性自身【公式】 (@jisinjp) 2019年9月8日
和馬の家族に認められたとはいえ、自分の家と警察一家が釣り合うはずはない、と華は悩むのでした。
そんなある日。
華が仕事から帰ると、「河川敷で立嶋雅夫という人物の遺体が発見された。」というニュースが流れます。
すると、兄の渉(栗原類さん)が「これはおじいちゃんだ!」と言います。
2か月前、祖父の巌が、渉に、警視庁のデータベースに侵入し、ある犯罪者・立嶋雅夫の指紋や写真を自分のものに書き換えてくれと依頼してきたのです。
現職警察官のIDとパスワードを要求されて、作業は難航していました。
ですが巌はどこからかIDとパスを入手して、渉は巌のデータへと書き換えることに成功しました。
なのんで、河川敷で発見された遺体は、祖父のものだと渉は言います。
家族は、巌が殺害されたとは信じられず、遺体が安置されている病院へと侵入しに行きます。
すると、巌のものだという遺体は顔が潰れて、判断できない状態でした。
遺体の左手を見ると、薬指には祖母・マツとの結婚指輪がはめられていました。
それで、遺体は巌なのは間違いありません。
そんな巌が殺された謎の事件を、和馬が捜査することに・・・。
和馬は、立嶋雅夫のデータベースに登録されていた写真と、生前の立嶋雅夫が別人であることに気づきます。
その一方で、華も独自に、お爺ちゃんの真相を探っていました。
すると、とある居酒屋で、巌と和馬の祖父・和一(藤岡弘さん)が月に1度会っていたという事実が判明しました。
実は、和馬の祖父・和一と華の祖父・巌は、大学時代の同級生だったのです。
2人は寮の同室で、大学の4年間を同じ部屋で暮らし、剣道のサークル仲間でした。
剣道のサークルは、和馬の祖母である伸江も参加していて、和一と伸江のキューピットとなってくれたのは巌でした。
卒業後、和一は警視庁へ、巌は、貿易会社の就職が決まっていました。
卒業の前日に、和一は巌から自分が泥棒一家の一員だと聞かされます。
「そんなバカな。」と信じられなかった和一ですが、とてもウソを言っているようには思えませんでした。
そして30代になったころ、2人は偶然に再会します。
親しく出来ない身分となった2人。
そこで、月に1度偶然居合わせたようなフリをして、居酒屋で酒を飲むという関係を何十年も続けたのでした。
それから年月は流れて、和一は退職、巌も隠居生活を送る年齢になります。
引退した気楽さから、和一と巌は親しく話すように。
お互い孫の話になり「俺たちの孫が結婚したらどうなるんだろう?」と話します。
そこで和一は、華ちゃんの勤める図書館で本を借りて、和馬に返却させて2人を出会わせることを思いつきます。
すると和馬は華を好きになり、恋人同士になったのです。
両家が顔合わせとなった当日。
和馬は華の母・悦子の指にはめられた指輪が、盗まれたものであることに気づきます。
これがキッカケで、和馬は華の家族が「Lの一族」と呼ばれる泥棒一家であることに気づくのです。
華は、和馬に問い詰められて、これ以上付き合っていけないのを感じて、別れを切り出します。
和馬は、華が「Lの一族」の娘だったことを家族に報告します。
華は、和馬の家族に、嘘をついていたことを謝りに和馬の家族に会いに行きます。
ですが、和馬の父・典和(信太昌之さん)は、華を追い返そうとします。
そこへ、祖父の和一があらわれて、こう言います。
50年前の秘密とは?
「もし華さんを受け入れようとするなら、何も話さないつもりだったが、追い出すつもりなら、桜庭家の秘密を話す。」と、50年前に起こった事件の話をはじめます。
それは50年前、卒業2か月前のことでした。
大学の仲間たちは、夜遅くまで将来の夢などを語り合っていました。
祖母・伸江も参加していて、帰ることになります。
和一は話がちょうど盛り上がっているときで中座するわけにはいかず、巌が伸江を女子寮まで送っていくことになりました。
ですが、いつまで経っても巌が帰ってきません。
和一が探しに行くと、途中の道で巌が傷だらけの状態で倒れていました。
「伸ちゃん・・・伸ちゃんが・・・」とうわごとのように言う巌を見て、和一が探すと・・・、伸江も頭から血を流して倒れていたのです。
伸江は男に襲われ、彼女を守るために和一と犯人ともみ合いになりましたが、犯人は巌のしつこさに諦めて逃げていきます。
巌は逃げた犯人を見つけ出すために、貿易会社へは就職せず、スリ師として生きて行くことになったのでした。
巌は、伸江の仇を打とうとしたのです。
だからこそ、和馬は華と結婚してほしい、と和一は言います。
しかし和馬は「俺は華とは結婚できない。」と言って、華は去っていったのです。
それから1年半後、和馬は巻の従兄妹・エミリと結婚することになり、結婚式まであと数日となっていました。
和馬が式で着用するシャツを選んでいる時に、その店にある刺繍の入ったハンカチを見て、和馬は巌の事件のカギとなるヒントが浮かびます。
和馬は、巌を殺した犯人が先輩の巻(加藤諒さん)だということを突き止めます。
なぜそうなったかというと、50年前に伸江を襲った犯人は、巻の祖父だったのです。
巻の祖父は、巌から「伸江への謝罪」を要求されて、うとましく思っていました。
そこで、孫の巻に巌に金を渡して大人しくさせるように、頼みます。
巻は巌に金を渡しますが、巌にコンプレックスを刺激されるようなことを言われ、逆上して巌を殺めてしまいます。
とそこへ、華の父が和馬の元にやってきました。
父は、華への本心を和馬に確かめに来たのです。
本当は華のことが忘れられない和馬の気持ちを知った父は、警察の身分を捨てて、Lの一族になることを勧めてきます。
そして、エミリとの式の当日、「公開推理ショー」となり、式場のスクリーンに映し出された画面に映った和馬の姿が。
犯人であることを暴かれた巻は、ついに観念するのですが、当然、結婚式はめちゃくちゃになり、エミリと話馬の結婚は破談になるのでした。
和一と巌の望みは、「お互いの家族のことや、伸江の事件による両家の因縁、これら全ての秘密を知った上で、和馬と華の意志で結婚すること。」
その望み通り、和馬は華が泥棒一族の娘でも構わないと決断。
その後、華のお腹には2人の赤ちゃんが宿っているのでした。
ネタバレ感想
<ルパンの娘>トレンド1位!深田恭子&瀬戸康史が…切ない名シーンに「涙が止まらない」 【画像あり】#深田恭子 #瀬戸康史 #ルパンの娘 @lupin_no_musume @koji_seto0518https://t.co/sKLkjyfr6q
— ザテレビジョン (@thetvjp) 2019年9月12日
泥棒一家で育った華ちゃんと、警察一家で育った桜庭和馬の関係が、どうなるのか一番気になりました。
泥棒と警察なんて、水と油の関係ですよね~。
現実的に考えたら、結婚できるはずがないと思ってしまいますが、なるほどなあ~と思える描き方でした。
華ちゃんは、両親に和馬を合わせる場面がありますが、相手が警察官だというのを告げていません。
実際言いづらいでしょうしね・・・(^^;)
泥棒一家に生まれたことで、普通の恋すらできなくなってしまったことへのささやかな反抗を示したんでしょう。
このあたりの表現も、分かりやすく描かれていました。
それと、2人の恋の行方だけでなく、事件の謎の描き方も良かったです。
- どうして、華の祖父・巌の遺体は顔をつぶされていたのか?
- 巌と和馬の祖父・和一との関係は?
- 巌たちが大学生のときに起きた事件?
- その事件と現在の事件とのつながりは?
- そして、真犯人は誰?
華ちゃんと和馬の恋愛事情の裏で、起こってしまう事件!
実行犯が、和くんと一緒に捜査をしていた、先輩の警察官巻だったとは。
そして、結婚式の最中に公開推理ショーなんて~!
やることが大胆すぎて、面白かったです。
ただ、新婦のエミリさんが可哀想ですよね・・・。
せっかくの結婚式は台無しにされるし、身内から犯罪者が出て、更には結婚もなかったことに。
華ちゃんと和馬、そして2人の祖父が、巻き起こすミステリーが想像以上に面白かったです。
最後は三雲家、桜庭家ともにハッピーエンドで終わっていて、楽しく読み終えることが出来ました。
この小説って、人気があるのがよく分かりました。
2015年に単行本が発売されて、2017年に文庫本が発売されています。
累計発行部数10万部を突破した人気作で、ロングセラーとなっている作品というのも納得できます。
ページ数が多くて、難解な小説かと思ってましたが、テンポがよくて読みやすかったです。
どんどん引き込まれてあっという間に読みきることが出来ました。
ドラマでは、円城寺さんという、オリジナルのキャラクターも登場しています。
なので、原作とは違うストーリーになるかもしれませんね^^
https://laddssi.com/archives/10307

ドラマのあらすじは?
深田恭子&瀬戸康史がドラマ「ルパンの娘」で共演、泥棒の娘と警官のラブコメディ(コメントあり)https://t.co/CNQkEVjoeD
#深田恭子 #瀬戸康史 pic.twitter.com/Alo0pjxtz9
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2019年5月9日
三雲華は、泥棒一家「Lの一族(Lは怪盗ルパンのL)」の娘です。
Lの一族は悪党しか狙わないという、モットーを持っています。
華は泥棒家業を継ぐことを拒み、図書館司書として働いています。
お父さんは美術品専門の泥棒、お母さんは宝飾品専門。
おばあちゃんは鍵師、お爺ちゃんは伝説のスリ師、そしてお兄ちゃんはハッカーと、筋金入りのドロボー一家!!
普通に生きたい!と思っている華ちゃんには、家族の存在が悩みの種になっているのです。
そんな華ちゃんは、スリの腕前は一級品。
「伝説のスリ師」と言われているお爺ちゃんも、舌を巻くほどの圧倒的なスリとしての才能を持っているんです。
そんな華の、お相手・桜庭和馬(瀬戸康史さん)は、警視庁捜査三課に所属する刑事です。
和馬は、代々警察一家のもとに育ちました。
図書館で働く、華ちゃんに惹かれていった、和馬。
2人は付き合うことになり、結婚を考えるようになった和馬は、華を自分の実家に連れていこうとします。
突然和馬の家にお邪魔することになり、緊張する華。
ところが華は、玄関に飾られていた桜庭家の家族写真を見て驚愕します。
全員が警察の制服を着て、敬礼している!
桜庭和馬は警察一家の長男で、警視庁捜査一課の刑事!
お父さんは警視庁・警備部に勤務、お母さんは鑑識課、妹は交通課です。
お祖母ちゃんは元警察犬の訓練士、そして飼っている犬まで、元警察犬のシェパード!
和馬との交際を悩む華ちゃん。
和馬は刑事であるが故に、犯人を捕まえる為に奮闘しますが、逆に襲われそうになります。
そんな和馬をほおっておくことが出来ない華ちゃんは、和馬を助ける為に、しぶしぶながら手伝うのです。
「昼の顔」で生きていきたい華ちゃん!
だが、泥棒スーツを着ると泥棒の血が騒いでしまう。
そんな華の二面性も見どころの一つとなっています!
果たして華と和馬の恋はうまくいくのか?
「ルパンの娘」は、泥棒一家の娘と警察一家の息子の許されない恋を描くラブコメディです。
おわりに・・・
今回は「ルパンの娘【ドラマ】原作あらすじネタバレ感想!登場人物の結末は?」と題してお伝えしました~♬
泥棒一家の娘と、警察一家の息子の、許されざる?!ラブコメディーという、突拍子もない組合せって、今までありそうでなかったストーリーで面白そうですね~!!
前ドラマ「パーフェクトワールド」で、彼女への想いが届かなかった是枝君を演じた瀬戸康史さん。
今作では、ぜひ彼女への想いが通じてほしいなあ、と思います。
「飛んで埼玉」のタッグを組んだ2人、徳永友一さん、武内英樹さんがどのようにこのドラマを映像化してくれるのかも、気になるところですヾ(=^▽^=)ノ
深キョンが、泥棒として動いている時の衣装も素敵です。
