この記事はNHK大河ドラマ「光る君へ」の第3話・4話を見た感想とあらすじをまとめてます。
3話から4話では、子供時代に出会ったまひろと道長の出会いや、まひろの母・ちはやの死、道長の父・藤原兼家の権力への策略など描かれてます。
途中から視聴を始めたけど、みる時間がない方など、参考にしてください。
【光る君へ】ドラマ感想とあらすじ・第3話
放免に捕まった道長を助けようとまひろは「人違いです」と訴えるも、聞き入れてもらえません。
道長はまひろを巻き込まないよう、目配せしながら連行されます。
道長は牢屋に入れられますがすぐに兼家の命により助け出されます。
まひろは道長の本当の正体を知らず、案じていると屋敷の庭からふくろうの鳴き声を聞きます。
庭に出たまひろは、闇にまぎれて塀に上がった男が「あいつは無事だ。」と話しかけます。
その男は放免に追われてたあの男です。
円融天皇が体調を崩し始めましたが、一向に回復の兆しが見られません。
実資(ロバート秋山)がこの事態を不審に思い、食事の用意をする女房達を取り調べます。
幸い道兼が女房に銘じて薬を盛っていたことはバレずにすんだものの、道兼は実資の動きを兼家パパに報告します。
安倍晴明が兼家パパに「円融天皇に譲位を決意させた」ことを告げると、早速兼家は円融天皇を見舞いに行きます。
まひろは父・為時から左大臣・源雅信の屋敷を訪ねるように言われます。
源雅信の娘・倫子さまら身分の高い姫君らが集う和歌の勉強会に出ることになったのです。
そこでは雅信の妻・穆子(石野真子さん)の女房である赤染衛門(凰稀 かなめさん)から和歌を学ぶための集いが開かれていました。
穆子と為時は遠い親戚で、まひろの教養の高さを聞いていました。
まひろの知識の高さに、姫君たちは戸惑いの様子でしたが、倫子さまはおおらかに招き入れたのでした。
まひろのサロンへの参加は実は、兼家パパからの命令だったのです。
右大臣の兼家としては、左大臣たちの動向が気になるため、まひろを間者にしようとしていたのです。
まひろはそれを知って怒りを覚えるも、その後も倫子たちの会に通います。
ある日、まひろは左大臣家からの帰り、散楽を見ようと辻に立ち寄ると、道長がいました。
「会いたかった」とお互いの想いを胸に見つめ合ってると、散楽の女形の面が外れます。
その男は、フクロウの鳴きまねをしてまひろに屋敷の塀の上から語り掛けた男でした。
【光る君へ】ドラマ感想とあらすじ・第4話
その男は「直秀(なおひで)」という名前でした。
その後、まひろと道長は二人きりで会い、まひろは「為時の娘」と身分を明かします。
道長も身分を明かそうとしたとき、為時の友人・宣孝(のぶたか)が通りかかります。
宣孝が下人のような身なり(道長は身分を知られないよう、散楽を見る時は下人のような身なりでいた)なのを怪しんだため、宣孝と共に帰ろうとします。
安倍晴明の占いにより、円融天皇の譲位と、次の天皇の即位の日が決まります。
詮子が円融天皇を訪ね、退位に対しての挨拶を述べますが、円融天皇は「私に毒を盛ったのはお前と兼家パパか??」と問い詰めます。
「息子を東宮になるため、私は身を引くが、お前のことは一勝許さぬ!二度と顔を見せるな」といい、詮子に扇を投げつけます。
扇が額に当たり、血がにじむ詮子は、兼家パパを問い詰めますが、しらを切りとおしたため、詮子は激高してその場をあとにしました。
その様子を道長は恐ろしく感じるも、長男・道隆(井浦新さん)は「これで父上とわれら3兄弟の結束は増しました。父上をお支えいたします」と忠誠を誓うのでした。
984年8月、花山天皇が即位したことで、漢文を教えていた為時は12年ぶりに官職を得ることに。
花山天皇は、天皇自らが政の決定権を持って進めようとしたことで、兼家パパらは反発します。
花山天皇が長期政権となることに不安を覚えた兼家パパは、焦ります。
一方、まひろは宮廷行事の「五節の舞」で舞を舞うことに。
当日の舞の夜、まひろは居並ぶ公卿たちのなかに道長と道兼の姿を見つけ、驚愕します。
行事の後まひろは、一緒に舞った姫君たちから、道兼が、母を殺めた人物であり、道長の兄であることを知って気を失うのでした。
【光る君へ】ドラマ3話と4話を見た感想
前回、1~2話よりもさらに、宮廷貴族たちの権力闘争ぶりが露骨な様相を見せてきて「え?平安時代ってこんなにドロドロなの??」と驚きながらも、面白いです^^
まひろと道長が、散楽を見に行くというのは、史実ではありえないのでしょうけど、平安時代でも、庶民の生活は貴族たちとは全く違っていたはず。
そのあたり散楽の一団たちの上演に集う、庶民の様子が描かれてることで、さらにこの時代への興味がわきました。
直秀という人物が、まひろと道長に今後どう関わってくるのかも気になってます。
怪しそうだけど、悪い人じゃない感じがしますが、、、?!