この記事はドラマ「新空港占拠」の最終回の結末ラストがどうなるのか？
予想・考察しています。
番組公式サイトにアップされた隠し動画のヒントや、SNSの予想では、黒幕では？とされる山猫の正体が武蔵三郎（櫻井翔）本人では？との声が挙がっています。
ですが、流石にそれはあり得ない、と当ブログでは予想しました。
今回は、武蔵三郎の身近な人物への考察も含めて、最終回で明らかになる山猫の正体を予想・考察しました。
それでは、どうぞ。
【新空港占拠】最終回の予想・考察・山猫の正体は武蔵三郎本人は本当?身近な人物説も調査
新空港占拠のドラマが最終回に近づくにつれ、獣たちの正体やなぜ獣グループに加わったか？
その理由が次々と明らかになっていますが、ここにきて「武蔵三郎＝山猫」説が出ています。
その説はまず、ありえないでしょう。
武蔵三郎ではない、あり得ないとしたのは、本当にそうだとしたら矛盾が生じるからです。
武蔵三郎の使命は前シリーズ「大病院占拠」でもそうでしたが、今回でも限界のタイムリミットが迫ってる中であくまで「真犯人（黒幕）」を見つけ出し、人質となっている人たちを助け出すことです！
それこそ、他局のドラマ「VIVANT」に登場した堺雅人さん演じる乃木のような二重人格説でもない限り、あり得ない設定だと考察します。
もし仮に、二重人格説がアリだとすれば、これまでのストーリーにおいて「武蔵＝山猫」と納得させるほどのエピソードが一つも見当たりません。
「占拠シリーズ」ともいうべき、今回のドラマは映画化の話が出ているとのこと。
なので、一番考えられるのは、映画版で最終決戦をむかえるような山猫が現れるのではないか？です。
【新空港占拠】最終回の予想・考察を隠し動画から調査してみた
「新空港占拠」の番組公式サイトにアップされてる隠し動画のヒントからだと、黒幕である山猫の正体はやはり、武蔵三郎の身近な人物である可能性が高いでしょう。
隠し動画については、最終回10話となる前、第9話の放送後の現在までに、計10個の隠し動画が公開されています。
隠し動画の最後には必ず英文が掲載され、これまでの英文を順番に繋ぎ合わせると次の文章になります。
The truth that comes at the end of this occupation incident is that wild cat is actually Saburo Musashi
この英文を訳すと、以下の意味になります。
これだけを見ると、物語の黒幕である”山猫”の正体は武蔵三郎であると断言してるように思えてきます。
ただ、最終回前に黒幕の正体を公式ページが明かしてしまうというのは、考えにくいです。
考察系・ミステリー系のストーリーのラスト前に黒幕だった、というのはこれまでのドラマではありません。
先程述べたように、武蔵三郎本人が黒幕である山猫である、のは矛盾が生じるので、９話が終わった時点で、この文章には続きがあり、最終回・10話の中で出てくると考察します。
【大病院占拠】の時はどうだった？
「新空港占拠」の前作「大病院占拠」はどうだったのでしょう？
この時も今回と同様に隠し動画が存在しており、「新空港占拠」の隠し動画同様に毎週更新され、動画に英文が含まれていました。
「新空港占拠」では、最終回が終わった後に「father」という単語が「foster father」と変化。
以下↓のような文章に変わっていました。
The first person who got shot by Musashi was the blue ogre’s foster father.（武蔵に撃たれた最初の人物は、青鬼の養父だった）
そう考えると「新空港占拠」においても、「Saburo Musashi」の部分が最終回後に変化して、「Saburo Musashi’s ○○」と変化する可能性があり得ます。
【新空港占拠】最終回の予想・考察！山猫の正体は武蔵の身内（父親・姉・兄）だと誰になる？
山猫の正体を隠し動画のヒントから考えた時、一番に予想できるのが、武蔵三郎の身近な人物です。
父親が山猫だった場合、隠し動画で、「Saburo Musashi’s father」と続いてから、これまで登場していない武蔵三郎の父親が明らかになり、父親が山猫だったという事実が判明する可能性も考えられます。
そうなると、山猫＝武蔵、とも取れなくはないですが、血がつながってるからと言ってそう簡単に「山猫」とは言い切れないでしょう。
武蔵と姉は父親違いの兄弟？
武蔵三郎は41歳なのに対し、姉・二葉の年齢は51歳。
健一と二葉はそれほど年が離れていないのですが、三郎と二葉には10歳の年齢差があるため、父親が異なる可能性もあるのでは？
三郎の父親は初代山猫である陸奥哲夫であるという可能性もありえます。
陸奥哲夫は1960年代に出生し、10年前に死去していますが、現在も存命なら60代であり三郎の年齢が41歳ゆえ、親子だとしてもおかしくありません。
陸奥哲夫も壮絶…
戸籍が無い私生児
公には存在しないものとして捨て猫野良猫と言われ悲惨な少年時代…だからコードネーム山猫なのか。
もう陸奥哲夫は登場しないのかな？出るなら松平健さんとかどぅ？イメージ明るすぎるかな。
役所広司さんだとVIVANTになっちゃうし。#新空港占拠 pic.twitter.com/6Tssm6djXN
— タヌキ@ドラマ考察アカ (@1105tanuki) March 9, 2024
また、北見茂は62歳です、
丸亀洋一に関してもおそらく同じくらいの年齢なのでは？と思われます。
そうすると、隠し動画の文字が「Saburo Musashi’s father」と続き、「占拠事件の終わりに明らかになる真実、それは山猫が実は武蔵三郎の父親であることだ」となったとして、
陸奥哲夫は既に死去しているため、北見もしくは丸亀である可能性が高いでしょう。
自身の父親が北見、もしくは丸亀ならば、予告映像の「最後に何も信じられなくなる」の文章も、武蔵が「嘘だろ？」と連続で言っている内容はつじつまが合います。
武蔵二葉（姉）について
武蔵三郎の姉・二葉（奥貫薫）が山猫だとすると、武蔵三郎が「嘘だろ？」と5回も言ってしまうのは分かります。
二葉は、神奈川県議会議員でありクリーンエネルギーを推進している立場であることからも、地下でネオメタンの採掘を行うため、空港を建設して隠れ蓑にしてる山猫である可能性も考えられそう。
ですが、これまで一番視聴者に「黒幕では？」と恐れられてきた二葉です。
最終回に「二葉が実は山猫だった」ということが判明したとしても、衝撃度が高くなく、驚かれないままジ・エンドとなるのは考えにくいです。
武蔵健一（兄）について
30年前に失踪したことになっていたものの、実は北見によって殺害されていたことが明らかになった武蔵三郎の兄・健一（本多遼）。
もし健一が存命で山猫となっていたとしたら、たしかに驚く展開ではあります。
ですが、健一は困っている人を見ると放っておけない正義感の強い人間とのこと。
当時の恋人にサクランボのヘアゴムを渡していた、と言うエピソードからも、健一は恋人が身ごもったことを妊知ってるはず。
恋人のお腹の中に自分の娘がいることを知りながら、30年も放っておくことなんてできないはずです。
兄の健一はやはり北見によって殺められてるので、30年経った今になって「やはり生きていた」というのは無理があります。
【新空港占拠】最終回を予想・考察！山猫の正体が誰なのか身内以外の人物も検証
これまで隠し動画にアップされた英文の最後が「Saburo Musashi」であることから、もしも、その後に「’s ○○」と続くのであれば、
黒幕である山猫が、武蔵三郎の周囲にいる人物である可能性もあるでしょう。
最終回の予告映像でも、武蔵三郎の口癖である「嘘だろ？」というセリフが5回も繰り返されるなどしていることからもその可能性は高いです。
ここからは武蔵三郎の周辺人物を、検証します。
武蔵裕子（三郎の妻）
三郎の身近な人間となると、妻・裕子（比嘉愛未）の可能性も出てきます。
最終回の予告映像の最後には「最後に何も信じられなくなる」の文章が。
この文章から、山猫の正体は「まさか」と驚く人物であることが予想されます。
もしも裕子が山猫だったなら、それは三郎にとっても視聴者にとってもそれはそれは大きな驚きとなるでしょう。
番組公式ページの最終回の予告にはこのような文章も。
大河が空港占拠に加担した理由……裕子（比嘉愛未）を拉致した本当の狙い……そして用意された最悪の結末……！
日本テレビ「新空港占拠」公式ページ
裕子は当初、新見大河（ジェシー）によって拉致されました。
大河は、姉・百花よりも丸亀洋一の手術を優先させたことで裕子を恨んでいるということがこれまでに明らかとなっています。
ですが、最終話の予告にて、大河には「裕子を拉致した本当の狙い」があると書かれているため、山猫であるか否かは別として、裕子にはまだ大河にとって”使える何か”があると考察します。
和泉さくら（ソニン）と本庄杏（瀧内公美）
武蔵とともに、これまで一緒に事件を解決してきた和泉さくら（ソニン）はどうでしょう？
前作「大病院占拠」で、「P2計画」の発端は和泉でした。
そう考えると、今回も和泉が事件に関係していた、という可能性は低いです。
三郎と共に占拠事件の解決のため奔走した本庄（瀧内公美）が山猫なら、予告映像の「最後に何も信じられなくなる」のフレーズにはたしかに頷けます。
本庄は横浜で生まれ育ち、地元を愛している人物。
一方、初代山猫である陸奥哲夫も地元の有力者ゆえ、実は本庄は陸奥哲夫の娘だった、という可能性も考えられます。
志摩蓮司（ぐんぴぃ）
志摩蓮司（ぐんぴぃ）も、ずっと武蔵三郎と共に事件を解決してきた仲間です。
志摩が山猫なら「最後に何も信じられなくなる」の文言にも頷けます。
ただ、これまで全く怪しい要素がない中、急に「山猫だった」と判明するのは急すぎる展開ですし、前シリーズで志摩の立場でもあった駿河紗季が既に今回裏切り者として登場しているのでインパクトに欠けるでしょう。
今回は「新空港占拠」の最終回の結末を予想・考察してみました。
