TBS日曜劇場『VIVANT』第12話で、思わず「えっ、どうして?」と気になった場面がありました。

乃木がアリに「今ならジャミーンもバルカで安心して暮らせそう」と話したシーン。

それまで穏やかな表情を見せてたアリが、突然、

「ダメです!」と強く反対します。

どうしてアリは、ジャミーンがバルカへ帰ることを、そこまで嫌がったのでしょう?

アリの反応には何か大きな理由が隠されているようにも感じます。

この記事では、第12話までに明らかになった情報を整理しつつ、

アリがジャミーンの帰国に反対する理由について考察します。

それではどうぞ。

 

 

 


アリがジャミーンの帰国に反対したのはなぜ?

まず、今回の疑問について私が最も気になっているのは、アリの反応の強さです。

乃木の言葉は、決して「今すぐジャミーンをバルカへ連れて帰ろう」というものではありませんでした。

バルカの状況が以前より落ち着いているなら、ジャミーンも帰れるのではないか――。

そんな意味の言葉だったと考えられます。

ところがアリは、帰国の話が出た途端に強く拒否!

(ジャミーンが日本にいると知ったときには安心した様子を見せていた。)

ここから考えると、アリは単に「日本のほうが安全だから」という理由だけで反対していると思えないです。

むしろ、

「ジャミーンがバルカへ戻ると、何か危険なことに巻き込まれる」

ことを、アリは知っているのではないでしょうか。

 

 

 

そもそもアリとはどんな人物?

山中 崇さんが演じるアリは、前作『VIVANT』から登場している人物。

表向きはバルカ共和国のインフラ企業GFL社の社長で、その正体はテントの幹部。

前作では乃木たちから厳しい追及を受け、テントについて知っている情報を明かすことになります。

その後、乃木の助けによって家族とともに海外へ逃れることになりました。

そして続編では、キプロスにいるアリのもとに、乃木がドラムと一緒に訪れています。

第12話では、アリが新庄の逃亡や別班拉致事件に関与していなかったことが確認されました。

つまり現在のアリは、単純な「敵」というより、テントについて重要な情報を持っている人物として描かれていると考えました。

だからこそ、アリが何気なく口にする言葉には、今後の展開につながるヒントが隠されている可能性があります。

 

 

 

アリはジャミーンをなぜ心配している?【VIVANT2】

12話のVIVANTを視聴しているときに、印象的だったのがアリの表情です。

ジャミーンが日本で元気に暮らしていることを知った時、

アリは安心した様子を見せています。

これは、アリがジャミーンに対して悪意を持っているわけではないことを示しているように感じます。

むしろ逆です。

ジャミーンの身を本気で心配しているのではないでしょうか。

では、なぜバルカに帰ることだけを嫌がるのでしょう。

ここで重要になってくるのが、ジャミーンとノコルの関係です。

 

 

 

ジャミーンとノコルには血のつながりがある?

ジャミーンの父親はアディエルです。

そしてアディエルは、ノゴーン・ベキの子どもとして育てられた人物です。

そのため、ジャミーンはノコルにとって、血のつながりこそないものの、家族に近い存在と考えることができます。

この関係を知っている人物からすると、ジャミーンは単なる少女ではありません。

ノコルにつながる大切な人物なのです。

そして、ここから一つの心配が生まれます。

もしノコルが何者かから狙われているとしたら――。

その身近にいるジャミーンが、利用されてしまう可能性はないでしょうか。

 

 

 

ノコルを取り巻く状況が気になる

現在の『VIVANT』で、特に気になる人物の一人がノコルです。

前作ではテントのナンバー2として、ノゴーン・ベキのすぐそばにいました。

しかし、現在は状況が大きく変わっています。

ノゴーン・ベキをはじめ、テントの主要人物たちをめぐる状況も変化しています。

さらに、ノコルの周囲には巨大な価値を持つフローライトの存在があります。

つまり、ノコルが持つものを狙う人物が現れても、不思議ではありません。

もちろん、これは第12話が放送された現時点では確定した事実ではないです。

でも、アリがジャミーンの帰国にあれほど強く反対した理由として考えると、気になるポイントです。

 

 

 

テントの「モニター」はどんな組織だった?

第12話では、アリの言葉からテントに関する新たな情報も出てきました。

テントには、大きく分けて複数の階層が存在していたことが示されています。

ここで注意したいのは、ドラマの説明だけでは「テント全体の階層」と「テントモニターの階層」が少し分かりにくいところです。

前作の描写と合わせて考えると、アリが説明した3段階は、テントモニターの組織についての話と考えるほうが自然だと思います。

大きく整理すると、

  1. テントの目的を深く知る上位のモニター
  2. テントの目的を理解している中堅層
  3. テントの本当の目的を知らない一般的なモニター

という構造が考えられます。

ここが重要なのは、テントの中には、組織の本当の目的をすべて知っている人ばかりではなかったという点です。

このような複雑な組織なら、上層部が変わったあとに、思わぬ人物が動き出す可能性もあります。

 

 

 

テントがなくなっても危険は残っている?

前作の終盤では、テントそのものが大きく揺らぐことになりました。

しかし、テントに関わっていた人物がすべて消えたわけではありません。

テントの思想や利害関係を知る人物が残っているなら、組織が表面的に解体されたとしても、別の形で動き出す可能性はあります。

特にフローライトのような大きな利益につながるものが存在するなら、なおさらです。

そのため、

「テントは解体されたから、もう安心」

とは簡単に言い切れないのかもしれません。

 

 

 

ジャミーンがバルカへ帰ると危険なのでは?

ここで、最初の疑問に戻ります。

なぜアリはジャミーンの帰国に反対したのでしょうか。

私は、その理由の一つとして、

「ジャミーンがノコルを狙う人物に利用される可能性」

を考えています。

もしノコルを狙う人物がいた場合、本人を直接狙うよりも、身近な人間を利用するほうが効果的です。

ジャミーンはノコルにとって大切な存在です。

そのため、ジャミーンがバルカに戻れば、ノコルを揺さぶるための人質や交渉材料にされる可能性があります。

アリがその危険を知っているとしたら、

「日本にいるなら安心です」

という言葉にも納得できます。

 

 

 

アリはノコル暗殺計画を知っている?

ここからは、さらに一歩踏み込んだ考察です。

もしかするとアリは、

「ノコルの周囲で何か危険な動きが起きている」

ことを知っているのではないでしょうか。

そして、その危険からジャミーンを遠ざけるために、日本にいてほしいと思っているのかもしれません。

もし本当にノコルが狙われているのであれば、ジャミーンがバルカへ戻ることは、ジャミーン自身だけでなくノコルにとっても危険です。

もちろん、現時点では「ノコル暗殺計画」がドラマで明言されたわけではありません。

ここはあくまで考察として受け止めたいところです。

 

 

 

なぜアリはここまでジャミーンを心配する?

もう一つ気になるのが、アリとジャミーンの距離感です。

アリがジャミーンを守ろうとしているように見えるのは、単なるテントへの忠誠心だけでは説明しきれないようにも思います。

ジャミーンは、テントと深く関係する家族の一員です。

そしてアリ自身も、かつてテントの幹部として組織の内部を知っていました。

だからこそ、

「テントの周辺にいる人間が、どれほど危険な目に遭うのか」

を誰よりも理解しているのではないでしょうか。

アリ自身が家族とともに逃亡生活を送っていることを考えると、ジャミーンを自分の家族のように心配している可能性も感じられます。

 

 

 

乃木はジャミーンをバルカへ帰したい?

一方、乃木の考え方は少し違います。

乃木からすると、バルカの状況が以前より落ち着いているのであれば、ジャミーンが故郷へ戻るという選択肢も自然に思えます。

ジャミーンにとってバルカは、生まれ育った場所です。

日本で安全に暮らすことも大切ですが、故郷で暮らしたいという気持ちがあっても不思議ではありません。

だからこそ乃木は、アリに対して「今ならバルカで暮らせるのでは?」と考えたのでしょう。

しかし、アリだけは強く反対する。

この温度差が、今回のシーンの大きなポイントだと思います。

 

 

 

アリは何かを知っている可能性が高い?

ここまでを整理すると、アリの反応にはいくつかの可能性があります。

考察1:バルカに新たな危険がある

バルカが以前より平和になったとしても、すべての危険がなくなったとは限りません。

アリは、乃木たちが知らない情報を持っている可能性があります。

考察2:ノコルが狙われている

フローライトなどをめぐって、ノコルに敵対する人物が現れている可能性があります。

その場合、ジャミーンが利用される危険があります。

考察3:ジャミーン自身に秘密がある

『VIVANT』では、ジャミーンが「奇跡の少女」と呼ばれる理由など、まだ気になる謎が残っています。

ジャミーン自身が物語の重要な鍵を握っている可能性もあります。

考察4:アリはテントの残党を警戒している

テントが表面的に解体されても、元メンバーや関係者がすべて消えたわけではありません。

アリだからこそ知っている危険が、まだ残っているのかもしれません。

 

 

 

 

一番気になるのは「ジャミーンが日本にいるなら安心」という言葉

今回のシーンで、私はこの言葉が特に重要なのではないかと思っています。

「ジャミーンを日本に置いておきたい」

というだけなら、アリは「日本のほうが安全だから」と説明すれば済みます。

ところが、あれほど強い反応を見せたということは、

「バルカに戻ると危険」という具体的な理由を知っている

可能性があります。

そして、その危険を乃木にはまだ話せない。

そう考えると、アリの「ダメです!」という反応が、単なる心配ではなく、今後の物語につながる伏線に見えてきます。

 

 

 

ジャミーンが第12話以降、誘拐される可能性は?

少し怖い予想になりますが、ジャミーンが今後、事件に巻き込まれる可能性も考えてしまいます。

もし誰かがノコルを利用したいと考えているなら、ジャミーンは格好のターゲットになってしまいます。

ただし、これはあくまで予想です。

ドラマでジャミーンの誘拐が決定しているわけではありません。

むしろ、こうした「まだ何も起きていないのに、なぜアリはそこまで警戒するのか?」という疑問こそが、今後の展開を楽しむポイントなのではないでしょうか。

 

 

 

「奇跡の少女」ジャミーンの謎も関係している?

ジャミーンには、前作から気になる設定があります。

それが「奇跡の少女」と呼ばれていることです。

続編でも、この呼び名には何か意味があるのではないかと注目されています。

TBS公式サイトでも、ジャミーンは「奇跡の少女」と紹介されています。

もしジャミーンの過去や能力、家族に関する秘密が物語の核心につながっているのだとすれば、アリが彼女をバルカへ戻したくない理由も、別の角度から見えてくるかもしれません。

 

 

 

まとめ|アリがジャミーンの帰国に反対した理由は?

今回の第12話で描かれた、アリの「ダメです!」という反応。

これは、かなり意味のあるシーンだったのではないでしょうか。

現時点でドラマから確定しているのは、アリがジャミーンの日本での生活を知って安心したこと、そして乃木がバルカ帰国の可能性を口にした際に、強く反対したことです。

その理由について、私は、

「バルカに戻ったジャミーンが、ノコルやテントをめぐる争いに巻き込まれる危険を、アリが感じ取っているのではないか」

と考えています。

特に気になるのが、ノコルとフローライトをめぐる今後の動きです。

もしノコルが誰かに狙われているとすれば、ジャミーンが利用される可能性もあります。

だからこそアリは、

「日本にいるなら安心」

と考えているのかもしれません。

ただし、これはまだ確定ではありません。

『VIVANT』は、何気ない一言が後になって大きな伏線だったと分かることも多い作品です。

アリがなぜあれほどジャミーンの帰国を恐れたのか。

そして、ジャミーンが今後どのような形で物語に関わってくるのか。

この2つは、これからの『VIVANT』を見るうえで、ぜひ注目しておきたいポイントだと思います。