「VIVANT」で別班の司令として登場してる、キムラ緑子さん演じる櫻井里美。
的確な指示をしてカッコいい！と思って見てますが、よく見ていると怪しい行動をしてるのでは？と気になる点が見受けられます。
別班司令の櫻井は何者でしょうか？
今回は、キムラ緑子さん演じる別班指令の櫻井について考察しました。
【VIVANT考察】司令・櫻井が怪しい理由について
別班の司令・櫻井が怪しいと感じたのは、VIVANTのドラマ・7話を見てからです。
第7話の終わりに、乃木（堺雅人さん）は、別班の班員を銃で撃ちました。
ここまでは別班の司令・櫻井里美（キムラ緑子さん）も知っていたテントの内部に侵入するための作戦だったのでは？と思いました。
その後、乃木は班員の救出を作戦通りに司令の櫻井に任せないで、櫻井を怪しんだことで公安の野崎(阿部寛さん）に託したのではないでしょうか。
何せこのドラマ「VIVANT」のキャッチフレーズは「敵か味方か」です。
乃木は何かを感じ取ったものと思われます！
櫻井を信用できないと悟った乃木は、別班の班員の救助を櫻井ではなく野崎に託したのです。
乃木は仲間であるはずの別班の班員に銃を向け発砲したこと自体は、テントの内部に潜入するための別班の「作戦」で、乃木と共に行動していた他の別班の班員も了承済みだったはずです。
司令・櫻井との会話がカギ？
乃木はヴォスタニアのメンバーになりすまして、テントとの会合に向かう車内で、別班司令・櫻井と会話を交わしてます。
この場面で、会合の場所を示す座標が書かれてあるテントから送られてきたメールを乃木が読み上げると、コンピューターが計算！
すると、「座標3363 5561を輸送機の着陸地点に決定。要請があり次第10分後に着陸可能」と司令・櫻井が乃木たちに伝え、乃木たちは「了解！」と応じてました。
この「輸送機」は、乃木の襲撃によって、負傷した際の別班の班員を救助する目的で用意したのでしょう。
乃木は野崎を頼ってる？
乃木と別班の司令・櫻井との会話で、「テントの内部に潜入するために別班班員を襲撃する」という”作戦”に備えて輸送機も準備していたのに、
実際に、銃で撃たれた別班の班員たちを救助したのは、別班司令・櫻井が用意した輸送機でなく、公安・野崎たちでした。
これは、ヴォスタニアのメンバーを襲ったドライブインで、乃木が飛行機内にてドラム（富栄ドラムさん）に仕掛けられた発信機をわざと作動させたことで、野崎にその場所が特定されたことが発端です。
ドライブインに着いた際、野崎は誰かからのメールを受け取ってます。
野崎はそのメールをみて驚きの表情を浮かべ、その後、野崎ら警察は別班の班員が倒れている現場に現れます。
野崎ら警察は、テントの会合の場所は知らないはずです！！
そうするとこの時、野崎の元に届いたメールにて場所を知ったのでは？と考察します。
乃木が発信機を作動させて、野崎をドライブインまで導いてました。
そう考えると、この時のメールは乃木から、と考えられます。
「要請があり次第、10分後に着陸可能」と、別班司令・櫻井は言ってました。
それなのに乃木が、野崎に仲間の倒れている場所を教えてる、と考えると、
乃木は別班司令・櫻井は裏切者だと認定。
仲間のことは任せられないと思って、信用できる野崎に仲間の救助を託した可能性が高いと考察しました。
現時点（第7話の段階です、当ブログでは8話以降、野崎を信用できなくなる可能性もある、とみています。）
「VIVANT」司令・櫻井は何者？何を企んでる？
そもそも、別班は、秘密裏に日本をテロなどの危険から守るというのが本来の役割のはず。
「日本を敵から守る」という意味において、司令・櫻井もその任務に忠実であるのが本筋です。
ですが、それが善か悪かと言われれば、必ずしも善ではない、というまさかの展開に今後はなるのかもしれません。
ノゴーン・ベキの過去も関係してる？
↑のように考察したのは、「VIVANT」7話で、テントのリーダー、ノゴーン・ベキ（役所広司さん）の若かりし頃・乃木卓（林遣都さん）の過去が明らかになったからです。
乃木卓は、警視庁公安部外事課に勤務しており、表向きは農業使節団としてバルカに渡りましたが、その裏では公安として、現地にて諜報活動を行っていました。
農業使節団として砂漠地帯の緑地化に従事し、バルカ政府からも感謝状を贈られるほどの功績をあげ、ノゴーン・ベキ（緑の魔術師）と言われるようになったとのこと。
ですが本当の任務は、日本にとって重要な資源供給国であるバルカに内乱が起これば、日本の国益を損なうため、現地で内情調査を行うことでした。
その後、1983年に実際に内乱が起こっています。
乃木卓もその内乱に巻き込まれました。
救助要請の記録も残っておらず、乃木卓の公安在籍の記録もすべて抹消されました。
そうなると、何らかの不都合な事情があり、乃木卓は公安に見捨てられたと考えられます。
「公安に見捨てられた」ということですが、一つ考えたのが、乃木卓日本とバルカとの2国間にある秘密を知ってしまった、ということです。
国からの命令によって乃木卓は放置された可能性が最も高いでしょう。
日本はバルカ国に弱みを握られた？
「VIVANT」2話で、バルカの日本大使館において、駐バルカ共和国・日本大使の西岡英子（檀れいさん）とバルカ共和国・外務大臣のワニズ（河内大和さん）が登場するシーンがあります。
この時の交わされた会話では、日本がバルカ共和国に弱みを握られているように見えました。
この日本が握られてしまった弱みが、ベキが日本を標的にしている理由に繋がっているのではないでしょうか。
ベキが日本を標的にしてるのは単なる恨みからではありません。
ノゴーンベキは、公安が自分を見捨てた理由について周知です。
自分を見捨てた理由に繋がる日本の国家の中に潜む悪となる部分を破壊しようと考えていると考察します。
ベキが日本の中に潜む”悪”の部分だけを破壊すること、イコール＝「正義」ということになるのではないかと思います。
そして、別班の任務は、今のこの日本という国を守ることであり、司令・櫻井のもちろんそれと同じ。
櫻井は、乃木卓が知ってしまった秘密や公安によって救助されなかった理由を知ってると考えました。
乃木はおそらく、父・ベキの行っていることは正義では？と思い、別班司令・櫻井の元では、”悪”となる部分を破壊し、本当の意味での「美しい国 日本」にすることはできないと考えたのです。
そこから、別班司令・櫻井を裏切って、信頼のおける野崎に仲間を託した、と考察しました。
そう考えると、乃木と野崎とベキの3人が中心となり、日本の「悪」と戦い、本当の意味での「美しい国 日本」にしていく！！
乃木はこの目的のために、別班櫻井を裏切った、と考察しました。
【VIVANT考察】別班司令の櫻井は何者？おわりに・・
今回は「【VIVANT考察】別班司令の櫻井は何者？怪しい動きに乃木が気付いた理由について」と題して、お伝えしました。
乃木さんの前に現れた櫻井さん、初登場時は何かカッコいい～と思って見てたんですけど、もしこの考察が当たってたら、怖いです！
まだまだ最終回までどうなるのか、VIVANTの櫻井さんに、これからも注目していきたいと思います^^
