この記事では、俳優の柿澤勇人(かきざわ はやと)さんの経歴プロフィールや、これまでの出演ドラマなどについてお伝えしていきます。
柿澤勇人(かきざわ はやと)さんは、2022年放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、 源実朝役として出演していました。
又合わせて、柿澤勇人さんの今現在についてもお伝えします。
柿澤勇人(かきざわはやと)wiki経歴プロフィール!人間国宝とは?
【インタビュー】
10/31(土)より東京・紀伊國屋ホールにて『#ハルシオン・デイズ2020』が上演❗️
主演の #柿澤勇人 さんにインタビュー📷✨
上演にあたっての思い、稽古中のエピソード、自粛期間を経て起きた心境の変化などたっぷりと伺いました。
🔽インタビューはコチラhttps://t.co/asUlz9BV9s pic.twitter.com/NcITMpc6xa
— THEATER GIRL(シアターガール) (@theatergirl_jp) October 21, 2020
柿澤勇人(かきざわ ゆうと)さんは、神奈川県の生まれ。
生年月日は1987年10月12日で、2023年現在36歳です。
幼少期の時はプロのサッカー選手を目指していたという柿澤勇人さん。
サッカーの名門である東京都立駒場高校保健体育科に一般入試で入学し、サッカー部に所属していて、将来はプロを目指していた程の実力がありました。
そんな柿澤勇人さんは高校1年生の時に観た、劇団四季のミュージカル『ライオンキング』に衝撃を受けて、主人公・シンバを演じたいと思い俳優を志します。
高校卒業後、100倍を超える倍率の中、劇団四季の研究生に合格。
翌年には1度のみの出演となりましたが「ライオンキング」のシンバ役を演じています。
【倍率100倍以上】#柿澤勇人 、わずか半年のレッスンで難関を突破し、#劇団四季 へ
2008年には『#ライオンキング』のシンバ役に抜擢。「“俺は絶対負けない!”っていう根拠のない自信があって。劇団四季において、それはすごく大事だったと思う」 pic.twitter.com/vJZDoDZgnF
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年9月21日
その後も劇団四季の「人間になりたかった」「春のめざめ」でも主演をつとめていました。
2009年に劇団四季を退団後に、現在の所属事務所「ホリプロ」に所属。
退団後も数多くの舞台に立ち、2011年からドラマ、映画にも出演し始めました。
2011年の映画『カイジ ファイナルゲーム』では、主人公・伊藤カイジ(藤原竜也さん)のライバル役ともいえる裏カジノの支配人・一条聖也(伊勢谷友介さん)とともに、裏カジノの主任で一条の側近、村上保という役を演じていました。
はぁ、カッキー若くてかっこよかった。映像デビューがカイジ2で、台詞もまぁまぁあって…👏💮
今もたまにドラマや映画出てるので皆さんよろしくお願いします✨
そして是非、生で!舞台を!ミュージカルを!観てください!!生は一億倍かっこいいから!!!#カイジ #カイジ2人生奪回ゲーム #柿澤勇人 pic.twitter.com/6FUxwE7XVb— mii☺️❤️(本垢) (@mii8626) January 24, 2020
この映画は、柿澤勇人さんにとって、初出演作品となりました。
そんな柿澤勇人さん、祖父と曾祖父が人間国宝の方ということが分かりました。
柿澤勇人さん、
- 曾祖父は浄瑠璃の語り手・清元志寿太夫さん
- 祖父は三味線奏者の清元榮三郎さん
ともに人間国宝となられた方です。
曾祖父は清元志寿太夫さん
柿澤勇人さんの曾祖父・清元志寿太夫さん。
本名は、 柿澤竹蔵さんです。
清元志寿太夫さんは、大正から平成時代にかけて浄瑠璃の語り手として活躍され、
1956年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。
天声の美声と声量の豊かさで、戦前・戦中・戦後の邦楽界を代表する太夫・演奏家だったといわれています。
柿澤勇人さんも曾祖父の清元志寿太夫さんについて次のようにコメントされています。
「曾祖父はお酒が好きでよく飲みましたが、翌日の舞台はちゃんと声も出る。歌舞伎座で歌えば前の通りまで聞こえたという伝説もあります。僕も朝まで飲んでも喉がつぶれないのは、曾祖父のおかげかもしれません」
引用:IZA
祖父は清元榮三郎さん
柿澤勇人さんの祖父にあたる清元榮三郎さん。
本名は柿澤壽夫さんです。
清元節三味線奏者だった勇人さんのお祖父さん。
清元節とは、三味線音楽のひとつで、浄瑠璃の流派のことです。
大阪・歌舞伎座『保名』『黒手組曲輪達引』で初めて歌舞伎の立三味線を勤め、六世家元より三味線「立格」を受けます。
東京芸術大学音楽学部の講師をされていた経歴も。
1996年に、重要無形文化財保持者(清元節浄瑠璃)「=人間国宝」に認定されました。
柿澤勇人さんは、ミュージカル俳優になりたいと祖父に相談した際に、芸事をやることの厳しさを教えられたのだとか。
高1のときに『ライオンキング』というミュージカルを観て、これをやりたい!ってなったので、祖父に相談したんですよ。
そしたら「芸能の仕事は華やかに見えるけど、金は稼げないし本当にキツい。
なぜだかわかるか? この世界は河原乞食だからだよ」って言われたんですね。
昔は芸事をやる人間は人として扱われていない時代があって。
お金がなくてどうしようもなくて、パトロンたちに気に入られるためには体を売るか芸を売るかしかなかった。
そういう汚い世界だよという話をされて。
当時まだ16歳の僕は何もわからなかったんですけど、今になって祖父の言っていたことがわかるというか。
簡単な世界じゃないという気持ちはありますね。
引用:ぴあ
伝統芸能を引き継ぐ家系で、誰よりも芸の厳しさを知っているお祖父さんやお父さんら家族の愛情だったのでしょう。
柿沢勇人さんのこういった経歴を見てみますと、芸は違えど芸能の血の濃さみたいなのを実感してしまいます^^
柿澤勇人の兄の結婚相手は村主千香さん
柿澤勇人さんにはお兄さんがいますが一般人のため、顔画像などは公表されていません。
お兄さんの結婚した相手は元フィギュアスケート選手の村主千香(すぐり ちか)さんであることがわかっています。
お兄さんはフィギュアスケート選手と近い位置にいるような関係のお仕事をされているのかもしれません。
村主千香さんからのネットの情報では、村主千香さんと年齢は同じとのことです。
1983年頃の生まれで2023年10月現在、39歳位の年齢ではないか?と考えられます。
そして理由は後述しますが、収入の多いサラリーマンではないか?という推測があります。
お兄さん夫婦には2人の男の子がいて、柿澤勇人さんもとても可愛がっているとのことでした。
柿澤勇人のエール朝ドラの歌唱力は?エール藤山一郎のモデル長崎の鐘は山藤一郎ネタバレ
柿沢勇人さんといえば、窪田正孝さん・二階堂ふみさんらが出演して大ヒットとなったNHK朝ドラエール「東京編」に出演していました。
NHK朝ドラ「エール」東京編は、古山裕一と音が上京し、音楽の夢を実現させるための日々が始まります。
裕一(窪田正孝さん)はコロンブスレコードと専属契約を結び、作曲家としての道を歩き始めました。
そして上京先に、山藤太郎(やまふじ たろう)という歌手が登場するんです。
山藤太郎を演じたのが、柿澤勇人(かきざわ ゆうと)さんです。
山藤太郎は、のちに古山裕一の作曲する曲「長崎の鐘」を歌うことになります。
【コラム】柿澤勇人、挑戦し続ける役者道 『エール』山藤太郎として「長崎の鐘」を歌唱#柿澤勇人 #エール https://t.co/GAQhAqKRl0 pic.twitter.com/ldd1S4I2gZ
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) October 22, 2020
柿澤勇人さんが演じたのは、コロンブスレコードに所属する、山藤太郎です。
古山裕一(窪田正孝さん)は、東京に来てから、「コロンブスレコード」と、作曲家として契約を結びます。
山藤太郎は慶應義塾大学を卒業後、東京音楽学校の声楽科で学ぶエリートです。
コロンブスレコードの歌手として、お金を稼ぐために流行歌を歌う歌手です。
古山裕一とは同じ会社に所属する仲間として、コロンブスレコードで過ごすことになります。
朝ドラ出演について、柿澤勇人さんはこんなコメントをしていました。
今回、朝ドラ『エール』に参加させていただくこと、とてもうれしいです。
僕が演じる山藤太郎役は藤山一郎さんがモデルとなる人物。昭和の偉大な名歌手です。
まさか自分がそのような偉大な方を演じるとは思ってもなく驚きました。
『丘を越えて』『長崎の鐘』を歌うにあたり、撮影に入るまでに何度も藤山さんの歌唱や発声を勉強して現場に臨みました。
引用元:公式サイト
柿澤勇人さんが語っているように、藤山一郎さんは昭和の偉大な名歌手として名を残しています。
流れてくる数々の歌は、一度は聞いたことのある曲です。
そんな柿澤勇人さんが演じた山藤太郎のモデルは、藤山一郎(ふじやまいちろう)さんです。
歌えば天国 – 藤山一郎、二葉あき子、古川緑波(ロッパ) #NowPlaying pic.twitter.com/v3eTzfbQbp
— 黄金の伏魔殿 (@aoinoabarenbou) 2020年4月29日
歌手・藤山一郎さん(本名・増永丈夫さん)は、1911年(明治44年)4月8日 生まれ。
「エール」の主人公、古山裕一(窪田正孝さん)のモデル、古関裕而さんは1909年生まれなので、2歳年下になりますね。
東京音楽学校(後の東京藝術大学音楽学部)を首席で卒業。
卒業後は、東京音楽学校で培った正統な声楽技術・歌唱法・音楽理論と、ハイバリトンの音声を武器にテナーの国民的歌手・流行歌手として活躍されてきました。
藤山一郎さんは戦前は、「酒は涙か溜息か」「丘を越えて」などの曲がヒット。
戦後も「青い山脈」「丘は花ざかり」など大ヒットしました。
実際に古関裕而さん作曲の曲も「長崎の鐘」をはじめとして、数多く歌唱されています。
実は藤山一郎さんは、NHK紅白歌合戦の第1回目には、白組のキャプテンとして出場もしています!
1992年には国民栄誉賞を受賞していて、正に国民的大スターといってもいいでしょう。
1993年に、急性心不全により82歳でお亡くなりになりました。
そんな藤山一郎さんをモデルにした山藤太郎を、エールでは柿澤勇人さんが演じていました。
ミュージカル俳優出身の柿澤勇人さんの歌唱力も、放送当時話題となりました。
朝ドラエールは、音楽を題材にしているだけあって、キャストもミュージカルや舞台経験のある方が多数出演されていました。
柿澤勇人さんの歌うシーンも他の方々同様歌が上手くて、出演の場面は少なかったにもかかわらず印象に残りました。
「真犯人フラグ」柿澤勇人さんの演技力は?鎌倉殿の13人では実朝を演じる
柿澤勇人さんは、2021年放送された日テレドラマ「真犯人フラグ」に出演していました。
「真犯人フラグ」は、あな番のスタッフが再集結し、西島秀俊さんが主演となる考察ミステリー。
このドラマにサッカー教室のコーチで登場しました。
#真犯人フラグ🚩クランクイン写真シリーズ📸本日はこちら😆#サッカー教室のコーチ⚽️#山田元哉役#柿澤勇人 さん#ピュアで熱血🔥#人気者のコーチです💪#サッカー経験者の柿澤さんの#華麗なプレーが見られるかも👀#山田コーチにフラグは立つのかっ⁉️#ザワつく日曜日#10月10日夜10時半スタート pic.twitter.com/9Z0gGjISxF
— 真犯人フラグ🚩【公式】新日曜ドラマ10月10日スタート! (@shinfla_ntv) September 17, 2021
真犯人フラグのドラマでは、西島秀俊さん演じる相良凌介の息子・篤斗のサッカー教室のコーチを演じていて、ピュアで熱血だが、やや空回り気味という役柄です。
空回り気味という役だからといって必ずしも「犯人じゃない」とは言い切れないと思うので、もし犯人だとしたら「単独犯」ではなく、共犯者がいる可能性も出てきます。
柿澤勇人さんが演じる、山田元哉が「真犯人フラグ」のドラマで今後どんな動きをみせるのか、まさかの黒幕犯人となるのか??と思わせるような役どころでした。
サッカーの指導シーンでは自身がプロのサッカー選手を目指していただけあって、本当の指導者のような演技力でした。
そんな柿澤勇人さん、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では鎌倉幕府3代目・源実朝(みなもとの さねとも)を演じています。
\#鎌倉殿の13人 ギャラリー/
【第34回】本日放送!
[総合]夜8時
[BSP・BS4K]午後6時#三谷幸喜 が贈る予測不能エンターテインメント!#柿澤勇人 #源実朝▼公式HPではフォトギャラリーを公開中!https://t.co/mXo08QxNv5 pic.twitter.com/G8B5wB6PVS
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) September 4, 2022
源実朝は、兄の頼家が追放されると12歳で征夷大将軍に就きます。
政治は執権を務める北条氏などが主に執ったが、成長するにつれ関与を深めます。
官位の昇進も早くて、武士として初めて右大臣に任ぜられるものの、その翌年に鶴岡八幡宮で頼家の子公暁に暗殺される、という役どころです。
柿沢勇人さん「あさイチ」にゲスト出演
柿沢勇人さんは、2022年10月7日(金)放送のNHK「あさイチプレミアムトーク」に出演。
「鎌倉殿の13人」の出演に際してのお話や、実は10年来の松下洸平(まつした こうへい)さんと同年代ということで仲良しエピソードを話しておられました。
かっき―こと、柿澤勇人さんの電話についての話が。
柿澤勇人さんは酔うと誰かに電話したくなるそうで、松下洸平さんや、藤原竜也さんに夜中に電話したこともあるんだとか。
さすがに藤原竜也さんからは家庭があるからと、ちょっと迷惑がられたこともあったそうです。