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下剋上球児で南雲が教員免許無しで教師をする理由とは?過去の秘密を調査してみた

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TBS日曜劇場・下剋上球児は、実在の高校がモデルとなり、高校野球をテーマにしたドラマ。

越山高校野球部の監督を引き受けることになったのは、鈴木亮平さん演じる南雲脩司(なぐも しゅうじ)です。

そのドラマの中で、鈴木亮平さん演じる南雲が「教員免許を持っていない」と告白しています。

教員免許が無いのに教師になれるんでしょうか?

南雲先生は冗談を言ってる?それとも本当?

どうして南雲は教員免許無しで教えれるのか?今後南雲先生は教員免許をいつ習得するのか?

今回は「下剋上球児」ドラマの南雲先生の過去の秘密を調査してみました。

 

 

下剋上球児・南雲の教員免許無しとは

まずは簡単に南雲先生の「教員免許無し」の告白までの流れを見ていきます。

初回放送では、南雲先生は越山高校地理歴史教師として登場。

南雲は野球部の顧問兼監督を要請されます。

ところが、どういうわけか南雲は高校球児だった過去を隠し、かたくなに拒否しました。

初回放送の時点では「なぜこんなに拒否するの?」と思う内容でした。

第2話では、山住(黒木華さん)の説得で南雲が夏の大会までの3か月間に限り野球部の監督になることを受け入れます。

越山野球部は、南雲の恩師・賀門(松平健さん)が監督を務める強豪・星葉高校野球部と練習試合をすることに。

18対0で完敗とはなったけど、南雲はやる気になった様子がうかがえました。

ですが、第2話ラストシーンで南雲が山住を居酒屋に呼び出し、「僕は本物の教師ではありません。教員免許を持っていません」と打ち明けたのでした。

南雲は大学4年の秋、教員採用試験に合格したが、単位不足が判明。

妻の美香(井川遥さん)が妊娠していたこともあり、家族を養うために教員免許を偽造して高校教師として収入を得ていたというエンディングでした。

 

 

下剋上球児・南雲の無免許は犯罪になる?

第2話までの流れを見ていくと、いくらドラマと言ってもおかしいですよね。

実際2話の最後で、南雲が「教員免許を持っていない」と告白したことに対して、黒木華さん演じる山住が「それは犯罪では・・?」と言っていました。

犯罪になることを、テレビドラマで表現するのは実際に考えにくいです。

そうなると「南雲先生が教員免許無しといってた今現在の行動が、犯罪ではない」流れのドラマとなっていく可能性について考察してみました。

まず最初に考えたことは、南雲が山住に「教員免許を持っていない」と告白したことです。

これは重大な告白では??

自分は犯罪をおかしています、という告白で、言われた方の山住も「それは犯罪では・・?」と言ってて、聞いてしまった以上、山住は放置できないですよね。

もし第2話の時点で犯罪だと知っていながら隠していたら、山住も協力していたことになってしまうかもしれないです。

 

第1話の冒頭で「2018年」のテロップが入った画面が登場しました。

2018年の夏の様子が描かれ、南雲は野球部の監督のようでした。

そして、第3話の予告動画を見ていると、2016年の様子が描かれています。

教員免許偽造の罪をちゃんと清算したとしても、そのあと2年後に監督をやっているイメージが浮かびにくいですよね。

単純に教師免許を偽造してたら、監督はウソをついてたことになるので生徒たちの信用も一気に失ってしまいます。

それにもし、生徒たちが許しても、犯罪者が学校に関わるということを、当然ながら保護者が許さないでしょう。

ちなみに、教員免許の偽造は「公文書偽造」といった罪になるようですが、判例からは、この罪に問われた人は懲役刑の判決が出ていますが、執行猶予がついているようです。

監督であれば外部の人間として、執行猶予中でもなることはできるとは思います。

ですが、スポーツマンシップの精神から、どう考えても反対されると思います。

さらにいうと、教員免許をもっていない南雲に教えてもらった生徒たちはちゃんと単位が認定されるんだろうか?となります。

南雲先生個人の問題だけではすまなくなってくるでしょう。

 

教員免許偽造の設定とは?

そうなると、下剋上球児のドラマで「なぜ、教員免許の偽造」という設定があるのか?と考えました。

今回のドラマは、原作ではなく、原案として用いられている点です。

ドラマ「下剋上球児」は、実話のノンフィクション小説を原案にしたドラマです。

「下剋上球児」の作者はフリーの編集兼ライター、菊地高弘(きくちたかひろ)さんです。

10年連続の県大会初戦敗退だった、弱小高校の野球部、三重県立白山高校が甲子園に出場するまでを取材し書籍化しています。

ドラマの城山高校のモデルは白山高校。

南雲先生のモデルは、白山公高校の野球部の監督をしていた東拓司さんだと思われます。

東拓司さんの実話なの?

実話じゃないに決まってるけど、東拓司さんの実話だと思われたらどうするんだ!と心配の声が。

ドラマ公式サイトでは↓の説明がありました。

■原案
「下剋上球児」(菊地高弘/カンゼン刊)

このドラマは「下剋上球児」(菊地高弘/カンゼン刊)にインスピレーションを受け企画しましたが、登場する人物・学校・団体名・あらすじはすべてフィクションです。

引用元:https://www.tbs.co.jp/gekokujo_kyuji_tbs/about/

公式ではあくまで原案でなく、フィクションであると明言しています。

実はNHK朝ドラでも実在の人物の物語がドラマ化される場合、フィクションと明言されています。

そうしないと、少しでも実話と違う内容で物語がつくられると、視聴者からクレームが入るからなのでしょう。

そういった意味で、実話とオリジナルを盛り込んだ作品だと明記してると思われます。

「下剋上球児」の小説の中で、東拓司さんに教職免許が無い、というエピソードは描かれていません。

もちろん原案に登場する人が教員免許の偽造をしていた、ということはありません。

ということは、「教員免許無し」がドラマの設定に必要だから、、ということになります。

第2話が終わった時点では「教員免許の偽造」が必要な展開というのは、まだ何も見えてません。

 

ということから「教員になる方法として、教員免許のない南雲のような社会人でも教員になる方法はあるのか?」と思い調査してみると、「特別免許」というのがあることが分かりました。

↓以下の内容は、教員免許をもっていなくても、教員として勤務できる制度です。

特別免許状を取得する

「特別免許状」とは、教員免許を持っていないものの優れた知識や経験を持っている社会人を教員として採用することで、学校教育の多様化・活性化を図る目的で導入された制度です。特別免許状は、都道府県教育委員会がおこなう「教育職員検定」を受けて合格をすると授与されます。

取得できる免許状の種類

特別免許状制度で取得できる免許状と、対象となる科目は以下の通りです。

免許状の種類 対象教科
小学校教諭特別免許状 全教科
中学校教諭特別免許状 全教科
高等学校教諭特別免許状 全教科
特別支援学校教諭特別免許状 自立教科(理療、理容、自立活動など)

表からもわかる通り、特別免許状制度が対象になるのは小学校、中学校、高等学校の全教科と、特別支援学校の自立教科になります。なお、授与された免許状は授与を受けた都道府県においてのみ「10年間」有効です。

引用元:https://emps.jp/

 

おそらく↑の案を今回のドラマに取り入れてるのでは?と考察してみました。

小泉孝太郎さん演じる丹羽校長は民間人から校長になっている人です。

丹羽校長は、おそらくいろんな人材を活用したい。

そんな中で、南雲の人柄や経歴をみて、本当に教員として働いてほしいと思い

特別免許を取得して働いてもらう道を作った・・という考察をしました。

もしそうだとしたら、南雲は一応、教師として教えて良い状態で教えていた、ということにはなるのではないでしょうか。

 

そう考えると、このドラマの中で、南雲先生本人としては「一度は身分を偽って教員になろうとした人間だ」と罪悪感をもってしまい、そのことを自分で許せていないのかもしれません。

だから、野球部の監督になり、まっすぐに活動する生徒たちを見て自分が関わるべきではない、と判断して、身を引こうと思ったんじゃないかと思いました。

それだけ自分以外の相手に対して、常に真面目な、真摯な気持ちをもって対応しようとしている、教師になりえる熱い先生なのではないでしょうか?

ただ一つ気になるのが、第1話で、丹羽校長が南雲に、山住の話をした時、「南雲先生について・・話を聞いてきましたよ」と言っていて、それを聞いた南雲は「な・・何の話を・・?」とちょっと動揺していました。

丹羽校長は南雲の秘密を全て知ってないということでしょうか?

それとも、南雲がまだ何かドラマの中で明らかになっていない秘密を抱えているのでは?と考えました。

 

 

 

南雲が教員免許を取れなかった理由は何?

南雲が教員免許を取れなかった理由は何なのでしょう?

「なぜ単位が足らなかったのか」の部分に秘密があると考えました。

教員免許を取るために入った大学で、何かがあったのでしょう。

とにかく、「教員免許偽造」という、2話までの段階では「犯罪」となっているストーリーが、この後どう絡んでくるのか、第2話の放送が終わった時点では、やはり予想がつきません。

【11月5日追記】

第5話(11月5日放送)で、南雲が無免許で教師をしていた事実が発覚。

野球部員たちの驚きと共に、校長や山住は保護者たちの対応に追われます。

そんな中、南雲の行動に怒りを覚えた犬塚が新監督を決めてしまいます。

一方、南雲は取り調べを受け、厳しい記者たちの取材にさらされました。

ということで理由についてはまだ具体的に分かってないので、こちらの記事で6話以降の放送を視聴して分かったことがあれば随時更新していきます。

南雲先生の別班説は本当か?

ドラマの撮影地から、南雲の秘密が分かるかも?!

今回は「下剋上球児で南雲が教員免許無しで教師をする理由とは?過去の秘密を調査してみた」と題してお伝えしました。

いやまさか、正直言って単純に高校野球の王道的なスポーツドラマとなるのだとばかり思って見てたので、まさかこんな「教員免許無し」の話題が絡んでくるとは思いもよりませんでした。

でも逆に、高校野球のおもしろさだけでなく、野球を指導する立場にある先生(教師)となる側に立つ人のドラマとして、最終回までの展開が以前にもまして興味がわきました。

「下剋上球児」というタイトルから「下剋上」するのが生徒たちだけでなく、南雲も、という可能性もあります。

このあとの展開がすごく楽しみです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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