この記事は、2025年1月より放送される、NHK大河ドラマ「べらぼう」に登場する、
須原屋市兵衛(すはらや いちべえ)について書いてます。
須原屋市兵衛(すはらや いちべえ)は、江戸時代の版元(出版人)。
須原屋市兵衛(すはらや いちべえ)を演じるのは、里見 浩太朗(さとみ こうたろう)さんです。
どんな人物だったのか?調査しました。
NHK大河【べらぼう】里見 浩太朗(さとみ こうたろう)さん演じる須原屋市兵衛(すはらや いちべえ)はどんな人物?解体新書を発行したのは史実?
大河ドラマ
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
須原屋市兵衛役 #里見浩太朗「解体新書」など
革新的な本を出版した
時代を代表する書物問屋の店主
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— 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」1/5放送開始 (@berabou_nhk) April 29, 2024
NHK大河ドラマ「べらぼう」に登場する、須原屋市兵衛のキャストは里見浩太朗さんです。
NHKの公式サイトによりますと、須原屋市兵衛については、こんな人物像が描かれてます。
日本橋の中心地に店を構え、漢籍や学術書、辞典などを扱う大手本屋の商人でありながら、
平賀源内や杉田玄白などが書いた“新しい本”を数多く出版する個性的で革新的な版元(出版人)。
幕府の弾圧を逃れながらも『解体新書』や『三国通覧図説』など“世の中を変える本”を次々と出版する挑戦的な版元であった。
江戸時代は鎖国していたので、「解体新書」を世の中に出すということは、
当時としては相当な挑戦的なことだったでしょう。
それでも出版するに至ったということは、ある意味、
町人たちの力が以前にも増して強まっていた時代でした。
須原屋市兵衛について
里見浩太朗さんが演じる、須原屋市兵衛に、実在モデルがいるのでしょうか?
須原屋市兵衛は、実在の人物です。
活動は日本橋室町三丁目における宝暦12年(1762年)の建部綾足著『寒葉斎画譜』の刊行に始まりました。
宝暦13年(1763年)には平賀源内著『物類品隲』の版元となり、
源内やその周辺の蘭学者の書を多く手がけます。
安永3年(1774年)には幕府の弾圧を恐れながらも『解体新書』を刊行。
寛政4年(1792年)5月16日に林子平著『三国通覧図説』が幕府に見咎められ、絶版になり版木没収及び重過料に課されます。
文化3年(1806年)の文化の大火で被災し、土蔵を持たなかったため大きな打撃を受けます。
翌年の文化4年(1807年)の『由利稚野居鷹』、文化5年の『三七全伝南柯夢』(曲亭馬琴)を最後に単独出版が途絶え、
文化8年(1811年)に二代目が死去してからは共同出版のみに。
文政期には経営が茂兵衛に委ねられ、三代目の死後、遂に休株となった。
墓所が浅草の善龍寺にあります。
実際の放送が始まれば、これまで公表されてなかったエピソードが明かされるかもしれません。
放送がスタートして分かったことがあれば、こちらにて情報を更新していきます!
蔦屋重三郎と須原屋市兵衛の関係はどうなる?
べらぼうの大河ドラマでは、蔦屋重三郎と、須原屋市兵衛の関係はどうなっていくのでしょう?
須原屋市兵衛という人物は、「べらぼう」では、版元(出版人)として活躍したので、
蔦屋重三郎とは、大いに関係してくるでしょう。
ただ、蔦屋重三郎の今でいうところのメディアの仕事に対して、
何らかの思うところはあったはずなので、
のちの蔦屋重三郎の晩年に何らかの影響を与えることとなります。