NHK朝ドラ「舞いあがれ!」では、リーマンショックの影響で
舞の実家の工場・IWAKURA(岩倉製作所)の業績が悪化。
その煽りをうけて、何と舞のお父ちゃんが帰らぬ人となりました。
そうなると株式会社IWAKURAは、どうなっていくのでしょう?
今回は岩倉螺子製作所がどうなるのか予想してみました。
舞いあがれIWAKURA岩倉製作所はどうなる?
舞ちゃんの父・浩太が経営するのは、東大阪市でネジを製造する町工場。
岩倉の工場は祖父の代から受け継がれてきた工場です。
その時の日本経済の荒波や、工場で製作されたネジの品質の良し悪しもあり、
受注が減少し倒産の危機に陥ることもあったけど、
お父ちゃんだけでなく、めぐみ母や、笠巻さん、結城章さんといった腕の立つ職人さんたちも一丸となって乗り越えておられます。
そして、他の会社から軒並み断られていたという特殊ねじの製造で成功したことで危機を脱します。
その後は業績を伸ばして舞が大学生になる頃には工場を増設する計画が!
会社名を「株式会社IWAKURA」に改名して、2007年には事業拡大のため借金をして工場の規模が大きくなりました。
ですが、翌2008年に起きたリーマンショックの影響を受けてしまい、会社の売上が落ち込み、苦境をむかえます。
銀行からは借金の返済を迫られ、従業員のリストラも余儀なくされたことで、お父ちゃんは心労から、2009年1月には胃潰瘍を発症。
その後も、会社を立て直そうとソーラーパネルの会社との取引で受注を受けることが出来たのですが、
相手先の会社から設計変更の関係で取引の話は立ち消えになるのでした。
心配した舞ちゃんは、お父ちゃんに会社の事や会社を手伝いたいと伝えます。
そんな舞に、お父ちゃんは「夢をあきらめないで、パイロットを目指すんやで」と応援してくれたのですが、
お父ちゃんはIWAKURAの事務所で心臓病の発作で倒れて、緊急オペをしても帰らぬ人となったのでした。
あまりの急な展開で、ドラマと分かっていても、とてもショックな放送回でした。
舞いあがれIWAKURA岩倉製作所はどうなる?章兄ちゃんが立て直す?
お父ちゃんが亡くなると、通常なら跡継ぎがいて、、となり、
現在の状況からだと、夫妻で頑張ってきたのでめぐみさんが社長となって、、と考えられます。
でも今は、やっとつかんだ太陽光パネルを扱う取引先からも,問答無用で取引きを断られる状態です。
よくある話でこの流れだと、息子の悠人があとを継ぐかな?と。
でも悠人は今、投資家として前を向いています。
第14週では、悠人が浩太に工場売却の借金返済を提案したことで、
2人は又激しく口論になってしまい、そのまま悠人は家を飛び出して自宅に帰ってしまう場面がありました。
それと、1月10日放送では経理を担当していた古川さんも転職先が見つかって
退職することになりました。
当ブログでは、岩倉製作所はこのまま縮小することはあっても、完全に倒産にはならないと予想しています。
そしてこの非常事態を乗り越えるキーパーソンを予想してみました。
その①:悠人(はると)お兄ちゃん
悠人兄ちゃんは今回の岩倉の業績悪化にともなって、お父ちゃんに「さっさとここの機械売ったらいい」とバッサリ切り捨てる発言をしていました。
頑張ってきたお父ちゃんには酷な言い方でしたが、お兄ちゃんは少しでも傷を浅くしたくて助言したのですが、平行線のまま終わってしまいました。
第15週の予告動画を見てますと、舞が悠人兄に「IWAKURAに投資して下さい!」と頭を下げています。
なので、悠人は岩倉の工場すべてを他人の手に渡してしまうことはせず、
いつでも状況次第で稼働できる余力を残せるように手配するのだと予想しました。
その後めぐみさんと悠人の間で話がまとまり、岩倉の工場は残ることに。
舞ちゃんの岩倉を立て直そうとする、ネジ部品の営業力もあって業績は上向いています。
ただちょっと気がかりなのが、86回目(2/3放送)で、はると兄がインサイダー取引を行ったことが発覚。
既にカリスマ投資家として雑誌に載るほど有名人になってることもあり、マスコミが連日、舞の家に押しかける程の騒ぎに。
ネットニュースの内容は、時間を追うごとに詳しくなっていくけれど、、、
「悠人の口から聞かな、ほんまのことはわかれへん」#福原遥 #永作博美 #朝ドラ #舞いあがれ pic.twitter.com/cY0bo86Qg8
— 朝ドラ「舞いあがれ!」 (@asadora_bk_nhk) February 5, 2023
でもこのことがキッカケで、悠人はもう一度自分自身を見つめ直すのでは?
そのきっかけの一つが、お父ちゃんが残してくれてた「歩みノート」です!
以前の放送でお父ちゃんが歩みノートに「悠人が有名人になるほどの実績を上げていると聞いた。」と、その時の嬉しい気持ちを記していました。
「はるとは、リーマンショックを予想するほどの投資の才能がある、でも父から見たら、お金を稼いだ先に本当に何をやりたいのかが見えてこない。
でもそれでもいつかは悠人に自分の夢について分かってほしいと思ってるから、僕も自分の夢を捨てたくない」と歩みノートに書いていました。
悠人は、お父ちゃんとのやり取りを思い出して岩倉の工場を支える人物の一人となっていくのでは?
元々投資家としての実力はこれまで培ったノウハウがあるので、経営面で悠人が加わったら、これほど強力なものはないと思います!
その②:章兄ちゃん
章兄ちゃんは、次に述べる笠巻さんとともに岩倉の工場の大事な職人さんでした。
でも子供が3人となったことで、苦渋の決断で転職します。
お父ちゃんが急に亡くなったことは章兄ちゃんにとってもショックだったでしょう。
「自分が転職したからだ、、」と自分を責めるのかもしれません。
でも将来的にはIWAKURAの中核的な存在となると思います。
【2022年1月19日追記】
舞ちゃんがついに新たな仕事の受注を取ることが出来、
章兄ちゃんが無償で設計を手伝ってくれることに。
章兄ちゃんは舞からの依頼で、浩太パパの恩返しもしたいからと夜遅くまで付き合ってくれてます。
章兄ちゃんは本当にモノづくりが好きなんですね。
そしてついにIWAKURAの業績を舞ちゃんの営業力もあって立て直すことが出来て
章兄ちゃんが岩倉に戻ってきてくれました。
章兄ちゃんだけでなく、小森さんや、商品梱包(こんぽう)の西口(マエダユミさん)、日高(林英世さん)、入江(那々實あぐりさん)の3人も帰ってきてくれました。
これはとても心強いです^^
その③:笠巻さん
笠巻さんは、岩倉で先代社長の時代より働いてきたベテランの職人さん。
後輩となる職人の章兄ちゃんを育てるべく、厳しく指導しながらもとても思いやりのある方です。
浩太お父ちゃんが先代社長が亡くなり社長になったあと、次から次へと工員が辞めていった時もお父ちゃんとたった2人で働いた過去がありました。
お父ちゃんが亡くなる前に舞ちゃんに「ネジのことに関しては全部メモしてあって、ちゃんと記録に残してる。何かアイデアが必要な時はその記録を見ればいい位残ってるんや。」と言ってました。
笠巻さんはその記録データのことをおそらく知っているはず。
先に予想した章兄ちゃんが戻ってきた時に、エピソードも交えてこのデータ記録のことを伝え、改めて岩倉の存続に協力してくれると予想しました。
舞い上がれ!岩倉IWAKURAの工場について・まとめ
今回は岩倉の工場が将来どうなっていくのか、予想を基にお伝えしました。
モノづくりの世界に身を置いたことがないため、非常に勝手な妄想を述べてしまいました。
でも今回の朝ドラは当時の状況がよく分かる内容だと思います。
お父ちゃんの突然の展開は、やっぱり悲しいです。
(岩倉で作った螺子が、お父ちゃんが生きてるうちに
舞の乗る飛行機に実際に使われる場面はもう見られないですし、、><)
最後までお読みいただきありがとうございました。