この記事は、NHK大河「光る君へ」の越前辺より登場する、周明(松下洸平)について書いてます。
周明(ヂョウミンと読む)は越前にやってきた、宋の見習い医師。
周明(ヂョウミン)は実在の人物だったのでしょうか?
又合わせて、これまでのストーリーから当ブログで、周明(ヂョウミン)が今後どうなるのか?
まひろとの関係を予想してみました。
視聴する時の参考にしてください。
それではどうぞ。
【光る君へ】周明(松下洸平)が実在のモデルは本当?
松下洸平さん演じる、宋の見習い医師・周明(ヂョウミン)が実在の人物かどうかについては、NHKの公式サイトからの発表はありません。
日本に来ていた宋の医師で歴史上の人物は厳密には存在してたかもしれませんが、
歴史の教科書に掲載されてはないので、実在の人物がモデルになっているわけではなさそうです。
当ブログでは、周明(ヂョウミン)は直秀のようなオリジナルキャラクターではないかと考えました。
ただ周明(ヂョウミン)の登場が、まひろの今後につながる重要な人物の一人となるのは間違いないでしょう。
周明のモデル【3選】を予想
ということで、周明(ヂョウミン)のモデルは不明ですが、
色々調べると↓の人物を参考にしてるのでは??と思われる人が3人出てきました。
- 『紫式部物語:その恋と生涯』(本)に登場する、周明國
- 沈没した貿易船「南海1号」に乗っていた人物
- 大宰府にいた目の治療専門の名医(隆家(竜星涼)が、目を治してもらうために大宰府の職に志願)
ここからはさらに詳しく、予想も入れて3人をご紹介していきます!
予想その①:紫式部物語の周明國?
『光る君へ』の周明ヂョウミン(松下洸平)のモデルは、『紫式部物語 その恋と生涯』の周明國ではないかという声が、SNS上でよくあがっています。
『紫式部物語 その恋と生涯』は、アメリカの人類学者・小説家であるライザ・ダルビーの本です。
ライザ・ダルビーは16歳の時に『源氏物語』の英訳版を読んで日本文化に関心を抱き、特に日本文化について研究。
紫式部の15歳の少女時代からの物語で、
- 紫式部の残した和歌集『紫式部集』
- 紫式部の残した日記『紫式部日記』
これら残された文献を基にフィクション(架空の物語)を描かれてます。
紫式部や平安時代の好きな方々にとっては、以前から知られた書籍のようです。
この、『紫式部物語 その恋と生涯』に登場する周明國は、紫式部の父・為時の赴任先である越前(福井県北部)で出会った中国人青年。
なんと、紫式部と淡く切ない恋に落ちる、、という設定です。
そう考えると、
『光る君へ』の周明とは、
- 名前が似てる
- 越前で出会う
- 中国人の青年
という点が共通しているため、モデルになった可能性があるのでは??
予想その②:周明は沈没船に乗って亡くなった人?
周明(ヂョウミン)は、12世紀後半に沈没した南宋の貿易船「南海1号」に乗っていた人ではないか?という意見も。
「南海1号」は、12世紀後半(南宋の時代)、出港したばかりで沈没した貿易船です。
1987年に発見され、2007年に引き上げ計画が実行。
(ちなみに、北宋は960年〜1127年、南宋は1127年〜1279年)
まひろが越前に行くのは996年で北宋の時代です。
少し時代が異なってきますが、
- 宋の船が同じ。
- 「光る君へ」のオリジナルキャラクターは何故か亡くなってしまう。
この2つから、予想してみました。
もしこの通りだと、周明(ヂョウミン)も船に乗って沈没して死亡の可能性もありそうです。
南海1号は出港後すぐに沈没しています。
なので、まひろが見送る中で沈没するかも。
当ブログでは、この②の可能性が一番高い、と考えます。
というのも現実的な話になってすみませんが、「光る君へ・越前編」をこのまま、残りの半年間続ける訳にはいかないからです。
まひろには「源氏物語」を生涯の大作として、倫子さま・道長らがいる屋敷の中で
物語を書きあげていかないといけないですし、
道長の長女・彰子様の女房としてのお役目もあります。
現時点では史実通りになるのか?分からないですが、まひろ自身の子供を育てる、役目もあります。
予想その③:隆家の目を治す人物
3つ目の予想は、周明(ヂョウミン)は大宰府にいた目の治療専門の名医です。
藤原隆家(竜星涼)は1012年末頃に眼病を患い、出仕(出勤)もできずに引きこもるほどでした。
大宰府(現在の九州)に目の治療を専門にする宋の名医がいると聞きつけ、大宰権帥(だざいのごんのそち)という、
九州地方の政治を担当する長官に代わり、仕事を行う人に志願します。
『光る君へ』の周明(ヂョウミン)は、
宋の医師で、日本にいるという点が共通しているので、モデルにしてる可能性もありそうです。
周明がいる越前(現在の福井県北部)と大宰府(九州)では、かなりの距離があります。
ですが、
- 隆家が眼病を患うのは1012年
- まひろが越前から帰ってくるのは、それより前の998年
そう考えると、まひろと別れた後に九州に行くには十分な期間があります。
目の治療専門の名医が周明のモデルとなって、越前ではまひろと別れたけど、
沈没で死亡とならず、再び再会するというハッピーな展開が期待できるかも。
【光る君へ】周明(ヂョウミン)はまひろと恋愛関係になる?
周明(ヂョウミン)はまひろと恋愛関係になるんでしょうか?
これについては、恋愛関係というより、恋愛っぽい要素がある可能性が高いのでは?
まひろ(紫式部)は、
- 想い人は道長(柄本佑)
- 史実では、越前にいる間も宣孝と文のやり取りをし、越前から帰った後に結婚
2つの事があるので、越前にいる時に宋の見習い医師と恋愛する要素はないのでは?
周明(ヂョウミン)のキャスト紹介を見ていると、
「2人は親しくなっていく」とあります。
吉高由里子さんと、まひろパパ・為時役の岸谷五朗さんの越前編のインタビューでは、
こんな匂わせ発言を見つけました↓
岸谷さんは「まひろが『こっちを好きになるんじゃないか』とドキドキするお父さんになる場面も」といい、
吉高さんも「まひろには『遠くの国』というワードがずっと残っているから。引っ張られていってしまうかな、という危うさがあると思います」
引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20240307-AEJ1908155/
いずれにしても、まひろは道長という長年の一番の想い人がいるので、周明にガチの恋愛をすることはないと予想します。
「あの人(道長)は近くにいない&倫子さまがいる&遠くの国へのあこがれもあるし・・・」
と、まひろの恋心が道長から少し揺れ動くものの、結局
「でも道長さまが・・・」
となるのでは?
それでも、道長と周明の間(+宣孝も含むのでは?)でまひろの恋心は、以前にも増して揺れまくるのかもしれません。
周明(ヂョウミン)が登場するのは、5月26日(第21話)から始まる「越前編」。
SNS上では、吉高由里子さん×松下洸平さんといえばドラマ『最愛』なので、2人の再共演は話題になるのでしょう。
番外編:一緒に越前に来た朱仁聡は実在の人物
恋愛の話からそれますが、
周明は宋の商人・浩歌さん演じる、朱仁聡(ヂュレンツォン)と共に越前に来るという設定ですが、朱仁聡(ヂュレンツォン)は実在の人物です。
◆◇◆◇◆
宋からやってきた商人らの長。船が漂着し、越前に逗留している。実は、宋の朝廷から、ある密命を負っており、越前国守の藤原為時と交渉にあたる。#光る君へ pic.twitter.com/afLgE87nLo
— 大河ドラマ「光る君へ」(2024年) (@nhk_hikarukimie) March 8, 2024
平安時代中期の宋(中国)の商人で、
987年以降 たびたび来日しています。
995年に、70人余りと若狭国(現在の福井県南部)に来航し、後に越前国(福井県北部)に移ります。
一条天皇は学問がある人に中国人と詩を作って交流してほしかった。
そのため、まひろパパ・為時を越前守(地方の国を治める役人の中で1番上)に任命。
為時は紫式部と共に、996年に越前に赴任。
ところが、この人物は、997年に、若狭守(現在の福井県南部を治める役人の中で1番上)に乱暴をするのです。
1000年に、定子に贈った雑物(物資)の代金が未払いになっていると訴えを起こしています。
(※代金を持参した定子の使者と行き違いになっていた模様)
乱暴したり訴えを起こしたりと、普通の人ではなかったようです。
もしかしたら、このエピソードを入れてきて、周明(ヂョウミン)が疑われて却って、、、なんて結末もあるかもしれません。
【光る君へ】周明(松下洸平)・まとめ
今回は「【光る君へ】周明(松下洸平)が実在のモデルは本当?隆家の目を治す治療家?」と題してお伝えしました。
『光る君へ』の周明(松下洸平)のモデル・3人を予想しました。
- 『紫式部物語:その恋と生涯』の周明國
- 沈没した貿易船「南海1号」に乗っていた人
- 大宰府にいた目の治療専門の名医
いずれにしても、吉高由里子さん&松下洸平さんの『最愛』コンビの復活も楽しみです!
まひろ
道長
道隆
周明
一条天皇
懐仁親王全員光る君へ出演者🥺🥺 pic.twitter.com/008LCSAWaO
— zunmi (@ystk_kate_zunmi) January 12, 2024
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