この記事は、2025年1月より放送される、NHK大河ドラマ「べらぼう」に登場する、
佐野政言(さのまさこと)について書いてます。
佐野政言(さのまさこと)は、江戸時代中期の旗本をつとめた人物。
佐野政言(さのまさこと)を演じるのは矢本悠馬さんです。
どんな人物だったのか?調査しました。
NHK大河【べらぼう】矢本悠馬さん演じる佐野政言(さのまさこと)は実在の人物
\新たなキャスト決定/
大河ドラマ
べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
佐野政言役 #矢本悠馬田沼意知(#宮沢氷魚)を
切り付けた
反田沼派の”世直し大明神”
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— 大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」1/5放送開始 (@berabou_nhk) July 14, 2024
NHK大河ドラマ「べらぼう」に登場する、佐野政言のキャストは矢本悠馬さんです。
NHKの公式サイトによりますと、佐野政言については、こんな人物像が描かれてます。
佐野家は三河以来、徳川家に仕えた歴史があり、代々番士を務めた家柄。
江戸城内で若年寄の田沼意知に切りつけ、重傷を負わせ絶命させた。
幕府は「私憤からの乱心」として切腹を命じるが、庶民からはこれを「世直し大明神」と称えられることになる。
田沼への不満が高じて切り付けてしまった人物ですが、
当時の世相も相まって称えられたとはいえ、若くしくて亡くなるという可哀想な方です。
佐野政言(さのまさこと)について
矢本悠馬さんが演じる、佐野政言に、実在モデルがいるのでしょうか?
佐野政言は、実在の人物です。
宝暦7年(1757年)に生まれ、 天明4年4月3日(1784年5月21日))に死去。
天明3年(1783年)年の冬、将軍徳川家治の鷹狩りに供弓として選ばれる名誉を受けた、佐野政言。
なんと、雁1羽を射ち取ったのですが、何故か褒賞をもらうことは出来ませんでした。
そして翌年の、4年(1784年)3月24日、江戸城中で若年寄・田沼意知に向かって走りながら「覚えがあろう」と3度叫んで、切り付けたのでした。
意知は、その8日後に亡くなります。
4月3日に政言は切腹を命じられ、揚げ屋敷で自害。
数えの28歳の出来事でした。
その後田沼意次は失脚するのですが、
当時の事件は後に「黄表紙」として出版されるなど、話題となりました。
ちなみに、蔦屋重三郎より7年遅く生まれ(7歳年下)ています。
実際の放送が始まれば、これまで公表されてなかったエピソードが明かされるかもしれません。
放送がスタートして分かったことがあれば、こちらにて情報を更新していきます!
蔦屋重三郎と佐野政言の関係はどうなる?
べらぼうの大河ドラマでは、蔦屋重三郎と、佐野政言はどうなっていくのでしょう?
佐野政言は江戸幕府に仕える身分であることから、蔦重と直接かかわりあうことはありません。
ですが、佐野政言の起こした事件は、田沼意次の失脚に影響したことから、
のちの蔦屋重三郎の晩年に何らかの影響を与えることとなります。