この記事はNHK大河ドラマ「光る君へ」の第7話・8話を見た感想とあらすじをまとめてます。
7話から8話では、打球の試合に登場する平安F4の活躍や、道兼と対峙するまひろの葛藤などが描かれてます。
途中から視聴を始めたけど、みる時間がない方など、参考にしてください。
【光る君へ】ドラマ感想とあらすじ・第7話
まひろは道長からの恋文に返歌もせず、道長を拒もうとしていました。
散楽一座であり窃盗団でもあった面々は、大内裏から盗んだ絹を河原に置いて立ち去ります。
彼らは貧しい人たちに盗品を分け与えていました。
盗賊が入ったその日、花山天皇が寵愛した忯子が子を身ごもったまま、この世を去ります。
花山天皇は悲しみに暮れ、その様子を知った兼家パパは、安倍晴明に「腹の子を呪詛せよ、と言ったが忯子の命まで奪えと言ってないぞ」と詰め寄ります。
だが清明はさらに兼家を脅すかのように「私を侮れば、あなた様でもどうなるか分かりませんよ」と言い返すのでした。
ある日まひろは、自分が創作した物語を散楽に話します。
右大臣家の人たちをサルに見立て、猿が神のフリをした狐に騙されるというストーリー。
散楽一座がこの話を上演すると、たちまち評判を呼びます。
右大臣家を笑いものにしている散楽の話を聞きつけた武者たちが、上演中の辻に押しかけ、乱闘になります。
まひろもその中にいて、巻き込まれそうになったところを騒ぎを聞いて駆け付けた道長に助けられ、2人は直秀らの隠れ家に避難します。
お互いの気持ちを抑えきれなくなったのですが、直秀と乙丸が現れて、まひろは屋敷へ帰ります。
ある日、道長は四条宮で共に学ぶ斉信、公任、行成らと打球の試合に出ることに。
誘われた倫子さまも参加し、当初は行かないと決めたまひろも参加します。
そのひの試合には行成が急遽来られなくなり、道長が「腹違いの弟」として、直秀が代わりに参加していました。
道長チームの勝利となったところで、大雨が。
倫子さまの愛猫・こまろが逃げ出したのをまひろが追っていると、その先に道長らの控えの間に入り込みます。
そこでは斉信、公任が姫君らの「品定め」的に「まひろは地味な女だ」などと言い合ってるのを聞いてしまいます。
耐えられなくなったまひろが、その場を去る様子を見ていたのは、直秀でした。
【光る君へ】ドラマ感想とあらすじ・第8話「招かれざる者」
打球の試合後、斉信、公任は、不参加だった行成も招いて東三条殿で宴を開きます。
道長と直秀も出席し、直秀は道長に「こんな立派な屋敷に来たのは初めてだから中を見せてほしい」と頼みます。
道長は案内しながら、試合後に見た直秀の「左腕の傷」について尋ねます。
直秀は散楽の稽古中にケガしたのだと言います。
この頃、花山天皇の暴挙が止まらず兼家パパは、直訴に行こうとした折、倒れて意識を失うます。
嫡男の道隆が安倍晴明を読んで祈祷を行います。
安倍晴明は花山天皇に「兼家パパに忯子の霊が取りついてる」と伝えます。
そんなある日、書庫の整理をしている為時に、道兼が現れ為時は、兼家パパの容態を伺います。
話すうち、為時は道兼の腕にアザがあるのに気づき問いただすと「父は時折、目を覚ましては私に暴力をふるうのです。」と言います。
同情を覚える為時に道兼は「自分はどこに行っても嫌われる」と語るのでした。
その数日後、道兼が突然為時と酒を飲みたいと屋敷を訪ねます。
まひろもその場にいたため、動揺しますが、まひろは思い直し琵琶を弾いて道兼をもてなします。
その音色に道兼は「誰に習ったのか?」と聞くと母です、と答えるまひろ。
「母はどうされてる??」と聞かれたまひろは「7年前に亡くなりました」と答えます。
道兼が帰った後、為時は「よく耐えてくれた」とまひろに伝えます。
その頃東三条殿に盗賊団が入ります。
捕らえられた盗賊団の顔を見て、直秀がいたことに驚愕する道長でした。
【光る君へ】ドラマ7話と8話を見た感想
思いを寄せていた道長の兄がまさか、母を殺めたあの憎き道兼だということを道長に告げたものの、まひろとしてはやはり生涯忘れられない出来事。
それで道長から距離を置こうとしたものの、実際に会うとその思いを隠せずにはいられない、、という心情を吉高由里子さんが見事に演じていて、やっぱり「光る君へ」のドラマから、目が離せません^^
直秀が盗賊だということに薄々勘づいてた道長が、捕らえられたその姿を見た時の呆気にとられた表情が、個人的にはとても印象的でした。
直秀、どうなるの~??!
「招かれざる者」というタイトルですが、これは盗賊として右大臣家を襲った散楽の「直秀」とまひろの家を訪れた「道兼」なのでしょう。