NHKの朝ドラ『舞い上がれ!』が2022年10月3日(月)朝8時00分より放送されます。
物語の舞台は1990年代から現代。
空とパイロットにあこがれ、空を駆ける夢へ向かい奮闘するヒロインの物語。
ヒロイン・岩倉舞を演じるのは、福原遥さんです。
今回はNHK朝ドラ「舞いあがれ!」の1週目を視聴した感想をネタバレでお伝えします。
舞い上がれ!第1週・1話あらすじと感想
1話(10月3日):あらすじと感想
岩倉舞ちゃんは小学三年生。
家族で飛行機に乗る楽しい時間だったけど、それは夢。
気が付くとベッドの中でした。
この半年間、原因不明の熱を出すことが多かった舞ちゃん。
始業式の後7日も休んでしまい、学校に行くのが恐かったのですが、何とか登校。
昼休み中、飼育小屋で買われてる黒ウサギに「スミちゃん」と呼んで可愛がっていて舞は飼育係になります。
そんなある日、ウサギが穴を掘って逃げ出し、慌てて探します。
舞の隣の家に住む貴司くんが捕まえてくれて、同じクラスで飼育係の久留美ちゃんに渡します。
久留美ちゃんは探そうと本当は走っていけないと言われてた舞ちゃんに「ごめんな、走らして。」と言って、その日から仲良くなっていったのでした。
その日帰宅した舞ちゃんは、お母さんに届いたハガキを受け取ります。
ハガキは長崎・五島列島からのものでした。
再び舞ちゃんはふらついて倒れてしまうのでした。
「舞いあがれ!」1話を見た感想
予告動画で見ていた画像のイメージが「青空」という感じで、朝ドラらしいストーリーを感じさせる1話だと思いました。
1話なので主人公の岩倉舞は子役さんですが、今回も子役さんの配役が絶妙。
昔は、子役からのドラマは「え??」と違和感を感じる位違う人が配役されるのが、ここ何年か本当に上手いなあと思います。
舞ちゃんの「原因不明の熱」と聞いて、先週まで放送してた「ちむどんどん」の歌子(上白石萌歌さん)を思い出してしまいました。(偶然?オマージュ??)
2話(10月5日):あらすじと感想
熱を出した舞は目を覚まし、母・めぐみ(永作博美さん)にウサギを捕まえようとは知ったことを謝ります。
父・浩太(高橋克典さん)は病院の先生から、環境を変えることを提案されます。
兄の悠人は隣のお店で買ったお好み焼きを食べているのですが、両親が妹に構ってばかりなのが不満で、その想いを病院から帰った二人にぶつけます。
この頃、工場の仕事や家事・育児にいっぱいいっぱいの母・めぐみは浩太の前で泣いてしまいます。
浩太は、めぐみと舞の二人で一度故郷の長崎へ帰ってはどうか?と提案。
めぐみは、実家長崎の母・才津祥子(高畑淳子さん)に「長崎に帰ってもいい?」と電話。
OKをもらって、めぐみは舞に長崎・五島にしばらくゆっくり2人で行かない?と伝えるのでした。
「舞いあがれ!」2話を見た感想
舞の原因不明の熱は、ご両親の現在の状況を表してる、のでしょうか。
このあたりが丁寧に描かれてるなあ、と思います。
ちょっと気になるのが舞の兄・悠人の発言。
「環境大事」と強く念押ししていて、朝ドラにある不穏な空気を感じてしまいました。
でも妹のことは気に掛けてるんですよね。
3話(10月5日):あらすじと感想
いよいよ長崎へ出発の日が。
五島列島に着いた舞とめぐみママを待っていたのが、舞の祖母・祥子(高畑淳子さん)でした。
実はおばあちゃん、舞のパパから密かに年賀状や暑中見舞いが送られていたので全くの初めましてではなかったんですよね。
ちょっと怖そうに思えた祥子さんですが、とても家族思いの温かくて強い女性でした。
そこにめぐみの同級生・信吾がやってきて「久しぶり!15年ぶり」と。
めぐみと祥子の間に微妙な空気が流れるのでした。
舞い上がれ!第1週・4話・5話あらすじと感想
4話(10月6日):あらすじと感想
祥子おばあちゃんの元には船大工の木戸豪(哀川翔さん)や、山中さくら(長濱ねるさん)が訪れていて、初めて舞を見た二人は「みじょかね~(長崎弁で可愛い)」と言います。
木戸は壊れたラジオを修理して祥子さんに渡します。
それは祥子さんの亡き夫が使っていたのでした。
翌日舞は熱を出し、往診にきた医師から「心因性のものだね」と言われます。
落ち込んでた舞のもとに一太くんが、ひょうたんを持って現れ、おどけた姿を見て舞は笑顔を見せます。
翌日、舞は島の学校へ。
島の学校は1年から3年までの8人クラス。
先生から「来週は校外学習があります」と言われ、ワクワクしてきました。
帰宅して校外学習のことを伝えると、めぐみから「大丈夫なのか?」と言われて「やめとく」と言うのです。
そのやりとりをみた祥子おばあちゃんが「舞の本当の気持ちは?」と言われ、舞は「行きたい!」と。
校外学習の日、舞は軍手を両手にはめて一太くんたちと一緒に出掛けたのでした。
5話(10月7日):あらすじと感想
校外学習で初めて触れる長崎の磯と海の生き物に触れて、嬉しい舞。
ところがその時クラスの子が触れてはいけない生き物に足を付けてしまい、ケガをしてしまいます。
慌てて先生が病院に連れて行こうとしていたのを、祥子と共にいためぐみ母が見つけて慌てて舞の元へ。
舞も転んで膝を擦りむいたのを見て、めぐみは注意します。
そんな二人のやり取りを見ていた祖母・祥子は「舞の気持ちを尊重してあげて」と言います。
祥子は舞をしばらく預かるから、東大阪へめぐみが帰ったらどうかと提案。
悩んだめぐみでしたが、帰ることを決め、舞はめぐみママを泣かずに見送るのでした。
1話から5話まで見た感想
第一週を全話観て、長崎・五島列島のゆったりしたのどかな風景とともに、今作はすごく丁寧な作りだなと思いました。
実際のドラマの中でほとんど明確なセリフやナレーションでは説明はされていないのですが、でも、あれはそういうことだったの?となるようなシーンはなかったです。
自然と状況や背景がわかるようになっているので、登場人物の舞、母、祖母はもちろん、少しだけの登場だった父、兄の気持ちにも共感できる部分があったと思います。
おばあちゃんの祥子さんが、最初もっと怖い人なのかな?とドラマながらに今後の展開が心配だったけど、とんでもない!
舞の今後にレールを敷いてくれる、とても素敵な祖母だと感じました。
次週も楽しみです^^
「舞いあがれ!」2週目(10月10日~10月14日放送)のあらすじと感想