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【虎に翼】花岡悟(岩田剛典)のモデルは山口良忠って本当?餓死のエピソードが可哀想すぎる

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この記事は、朝ドラ「虎に翼」に登場する、花岡悟(はなおか さとる)について、書いてます。

花岡悟を演じているのは岩田剛典さん。

花岡悟は、寅子が進学した明律大学で法学を勉強する男子学生。

とてもイケメンな男子学生ですが、モデルは裁判官の山口良忠さんだと言われています。

今回は、モデルとされる山口良忠さんや、餓死のエピソードについてもお伝えします。

それでは、どうぞ。

 

ドラマ【虎に翼】花岡悟(岩田剛典)はどんな人物?

岩田剛典さん演じる、花岡悟は、ヒロイン・寅子らが進学した明律大学法学部で一緒に学ぶ男子学生。

花岡悟は、初対面で紳士的な雰囲気があり、爽やかな好青年。

女子部で味わった男性からの行為もあって、身構えていた寅子たちでしたが、女子学生に理解を示し、彼女たちを対等な立場だけでなく、むしろ立ててあげてます。

レディーファーストと言ってもいい位なんですよね。

ですが、本音は違ってて自分に自信がなく、女性に理解のある人を演じることで逆に優越感を保っていました。

実際、登校初日にやってきた寅子たちに「来た、来た」と、めんどくさそうな視線を向けていたので、ある意味バカにしていたのでしょう。

そんな花岡悟ですが、寅子と出会ったことが、自分を見つめ直すキッカケとなり、花岡悟が変わっていきます。

又、寅子にとって、花岡悟という人物は気になる存在になるようです。

 

 

【虎に翼】花岡悟(岩田剛典)のモデルは山口良忠って本当?餓死のエピソードが可哀想すぎる

花岡悟のモデルとされるのは、山口良忠(やまぐち よしただ)さんであることが分かりました。

山口良忠さんは、1913年(大正2年)11月16日、佐賀県杵島郡白石町の生まれです。

佐賀高等学校(旧制)、京都帝国大学を卒業後、

高等文官試験司法科試験に合格して、判事になりました。

1942年(昭和17年)に東京民事地方裁判所に転任後、

1946年(昭和21年)には、東京区裁判所の経済事犯専任判事になります。

この部署は、主に闇米等を所持していて食糧管理法違反で検挙、起訴された被告人の事案を担当していました。

当時戦争が終わったのですが、今度は食糧不足の時代が続いていました。

 

闇米を拒否して命を落とした、山口良忠さん

食料不足となったのは、戦争が終わって戦地にいた人が続々と日本に戻ってきたからです。

焼け野原となったところへ、急に数百万人の人たちが戻ってきたので食べ物が足りません。

当時の大蔵大臣・渋沢敬三が「昭和21年には1,000万人が餓死するのではないか?」と記者に語っていました。

日本政府の要請にアメリカはようやく食料支援を行いました。

とはいえ、すべての国民に食料が十分いきわたらず、闇取引に手を出さなければ生きていけない人の方が多い状況。

多くの人が闇米を入手して命を繋いでいました。

山口良忠さんは、そんな闇取引に関わった人たちの裁判を担当しました。

山口良忠さんは正義感の強い人物でした。

自分が闇取引で捕まった被告の裁判を担当するのだから、自分が闇米を食べるわけにはいかない。と考え、闇取引に手を出しませんでした。

そうなると実際、都市部では配給だけでは生きていけません。

山口良忠さんには妻と子供2人がいました。

配給された食料は子どもたちに与え、妻と2人でおかゆをすすって生きていました。

親戚や友人が気の毒に思って食料をわけてくれたそうです。

ところが、山口良忠さんはそれも口にしませんでした。

山口良忠さんは栄養失調になりますが、それでも仕事は続けました。

1947年(昭和22年)8月27日に、山口良忠さんは裁判所で倒れました。

山口良忠さんは東京を離れ、故郷の佐賀県白石町に戻り療養生活を送りました。

故郷に戻ってからは配給以外の食料も食べるようになりましたが、すでに手遅れでした。

10月1日に栄養失調が原因の肺炎で亡くなってしまいます。

享年33歳でした。

山口良忠さんが闇米を拒んで餓死したことは、当時の新聞に掲載されたほどでした。

山口良忠さんの死について、その行動を褒め称えるものから、バカ正直すぎる、制度への批判など、賛否両論となりました。

山口良忠さんは自分が死ぬとわかっていても忠実に法を守ったのでした。

そうなると、闇取引した人に厳しい判決を言い渡したのでしょうか?

調べてみると、当時の食糧事情を考えて、被告にも同情的で不当に厳しい判決はしなかったことが分かりました。

実は、岩田剛典さん演じる花岡悟は、ストーリーが進むにつれ、山口良忠さんのエピソードを彷彿とさせる行動を起こすようで、そこから「山口良忠さん・モデル説」が浮上しているようです。

令和の今の時代、裁判官クラスの方々でも近年では不祥事を起こすこともあります。

昭和の当時は、山口良忠さんのような正直な方がいらっしゃたのですね。

寅子のモデルとなった、三淵嘉子さんが、山口良忠さんについてどう感じていたのでしょうか?

 

 

【虎に翼】花岡悟(岩田剛典)の最期をネタバレ

花岡悟(岩田剛典)は最後どうなるのか?

ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)との関係からまとめました。

詳しくは書いてませんが、結末までの記載があり、ネタバレ記事となります。

ご注意下さい。

「虎に翼」に登場する花岡悟とヒロイン・寅子との仲は深まるものの、2人が結ばれることはありませんでした。

以下、順を追ってご紹介していきます。

 

第19話・ハイキングがキッカケ

みんなでいったハイキングで、寅子が花岡を突き飛ばしてけがをさせてしまいます。

後日、謝ろうと思った寅子よりも前に花岡の方から「ハイキングを台無しにしてすまなかった。」と謝罪の言葉が。

寅子も「謝るのは私、怪我させてごめんなさい。」と花岡に謝罪。

花岡は「本当に腹が立つ。ずっと、猪爪くんが頭に浮かぶのに、これじゃあまた君のことばかり考えてしまう。」

花岡は、崖から落ちた時から寅子のことが頭に浮かび、今日謝られたことでまた寅子のことばかり考えてしまいそうだとのこと。

それを聞いた寅子は思わずキュンとしてしまうのでした。

21話・花岡はいいひと?

寅子の父であり、帝都銀行に勤める直言(岡部たかし)が贈賄の容疑で逮捕。

寅子は家から出れなくなり、花岡は穂高(小林薫)を寅子の家に連れて来ます。

穂高は刑事事件は専門外ですが、花岡から提案されたことで直言の弁護をすることを決めたとのことでした。

直言が逮捕されて以来、ずっと大学に行くことが出来ていなかった寅子でしたが、穂高から背中を押され、翌日、大学に向かいます。

寅子が大学に着くと、寅子を気にかけて花岡が教室まで一緒に行ってくれたのでした。

寅子がお礼を花岡に言うと、花岡は言います。

「記者の目から君を守るには、やはり家に迎えに行くべきなのか。

でも、そもそも君は俺に守られたくないかもしれない。日々考えていて、待つだけではダメだと気付いて穂高先生に声をかけて。」

この言葉を聞いた寅子は、不器用でいろいろと考えすぎる本当の花岡の人柄にますます好感を持つのでした。

 

第27話・違和感

1937年(昭和12)、法学部の最終年になった寅子は初めて高等試験を受けますが、筆記試験で不合格。

一方の花岡は試験に合格し、桂場(松山ケンイチ)の元で裁判官になるために実務修習をすることに。

お互いの職場が近いので、時間が合う時は、花岡と一緒に日比谷公園でお昼休憩を一緒に過ごすことが寅子にとってのささやかな楽しみでした。

ですが、女性と男性を区別する花岡のその言葉に違和感を感じていく、寅子。

花岡の言葉には、時折違和感を感じることがある寅子でしたが、花岡と過ごす時間が楽しみになっていたことでこの違和感に気が付かないふりをしていたのです。

そして6月、寅子も高等試験に合格し、引き続き雲野の事務所で実務経験を積むことに。

 

第31話 別れ

1939年(昭和14年)春。

修習期間を終え試験に合格した花岡悟(岩田剛典)は正式に裁判官になります。

花岡からいち早く連絡を受けた寅子は、仲間たちを呼んでお祝いしようと提案しますが、花岡の希望で2人だけで祝うことに。

話を聞いた花江(森田望智)やはる(石田ゆり子)は、寅子が花岡からプロポーズされるのではないかと大いに盛りあがるのですが、

花岡は、地元・佐賀地裁に赴任することになったことを寅子に告げ、握手をして互いの健闘を祈って別れるのでした。

33話~34話・花岡が婚約してた

先輩の久保田(小林涼子)が女性としてはじめて法廷に立つことが決まり、

寅子は轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)と共にその裁判の傍聴に向かいます。

すると、裁判所のロビーにて、上京していた花岡と偶然再会。

花岡は女性を伴ってて、寅子が「どなた?」と尋ねたところ、花岡は「小高奈津子さん。僕の婚約者だ。」と女性を紹介。

困惑しつつ、寅子がお祝いの言葉を口にすると、花岡は「ありがとう。」とお礼を言い、「約束があるから」とすぐにその場を離れてます。

家に帰った寅子は、「私のお見合い相手を探していただけないでしょうか。」と母・はるに頼みます。

はると直言は、寅子が結婚する相手は花岡であると思っていたため、随分と驚きます。

轟とよねは、法曹会館のラウンジに花岡を呼び出して問い詰めます。

花岡は、「結婚相手にはどうしても家庭に入ってほしいと考えている。」と二人に打ち明けます。

「猪爪に、やっとつかんだ弁護士の道を諦めて嫁に来てほしいなんて言えないだろ?」

その言葉に、よねは「責任を負う勇気がないだけだろ?」と憤慨。

轟は「それで本当に幸せになれるのか?」と問いますが、花岡の決意が固いことを知り、何も言えなくなるのでした。

 

第11週・花岡の最期

花岡の言葉によって、自分を取り戻した寅子でしたが、ある日、寅子は花岡が餓死したことを知るのです。

食糧管理法の違反などの案件を担当していた花岡は、法を守り闇市で売られているものを一切口にしなかったことから、栄養失調で亡くなったのでした。

 

 

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