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【べらぼう大河】鳥山検校(とりやま・けんぎょう)は実在の人物!キャストは市原隼人

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この記事は、2025年1月より放送される、NHK大河ドラマ「べらぼう」に登場する、

鳥山検校(とりやま・けんぎょう)について書いてます。

鳥山検校(とりやま・けんぎょう)は、江戸時代中期に活躍した人物。

鳥山検校(とりやま・けんぎょう)を演じるのは市原隼人さんです。

どんな人物だったのか?調査しました。

 

NHK大河【べらぼう】市原隼人さん演じる鳥山検校(とりやま・けんぎょう)はどんな人物?


NHK大河ドラマ「べらぼう」に登場する、鳥山検校のキャストは市原隼人さんです

NHKの公式サイトによりますと、鳥山検校については、こんな人物像が描かれてます。

当時吉原一の花魁(おいらん)といわれた瀬川(小芝風花)を1400両で身請けをした男。

“検校”というのは盲人に与えられた最高位の官位であり、鳥山は幕府の許しを得て高利貸しを行い、多額の資産を築いていた。

金の力ですべてを手に入れた鳥山であったが、唯一、妻・瀬川の心だけは、まだ自分のものにできておらず、そこに蔦重(横浜流星)の姿を感じ取っていた…。

引用元:https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=41453

 

鳥山検校(とりやま・けんぎょう)について

市原隼人さんが演じる、鳥山検校に、実在モデルがいるのでしょうか?

鳥山検校は、実在の人物です。

検校とは、元々は平安時代に荘園を監督する役職名。

室町から江戸時代になると、

江戸幕府は目が見えなく職業が限られた盲人を支援・保護するため、

当道座(とうどうざ)という盲人の組合を組織します。

その組合の1番の位となるのが、検校でした。

検校となると、頭巾や杖、僧侶のような専用の衣装の所有が認められたのでした。

 

検校とはどんな仕事?

江戸時代の盲人の人々の主な仕事としては、地歌(三味線歌)・箏曲(琴のような楽器)・胡弓・按摩・鍼灸などの職業がありました。

その中から検校となり医療や近世邦楽にとても大きな役割をし、

社会的にも地位の高い位とされていました。

ですが、この仕事は、本来ならば仕事の実績で官位が上がっていくのですが、

金銀を支払えば早く昇進できるシステムとなっていきます。

さらに江戸幕府は、昇進する際の上納金欲しさに

組合に高利の金貸し業も容認してしまいます。

そこで金貸し業を生業とし、幕府公認をいいことに執拗な返済を求め、

莫大な利益を上げる盲人が出てきました。

その1人が鳥山検校です。

その額1万5千両の財をなしたんだとか。

莫大な儲けの使い道の1つは、江戸一番の歓楽街・吉原での豪遊でした。

主人公の蔦屋重三郎は吉原生まれで両親の離婚を機に、吉原の引手茶屋を営む家に養子に出されます。

生まれも育ちも吉原の重三郎の幼馴染として登場するのが、

小芝風花さん演じる、老舗妓楼大見世の「松葉屋」に幼くして売られ働く花の井です。

この花の井は、のちの五代目瀬川という人気遊女です。

当時の江戸でも話題になり、

「傾城買虎之巻(けいせいかいとらのまき)」など2人の関係を題材にした本や芝居も登場しています。

それを見初めて落籍(身請け)したのが、鳥山検校です。

身請け料はなんと1,400両という額でした。

 

実際の放送が始まれば、これまで公表されてなかったエピソードが明かされるかもしれません。

放送がスタートして分かったことがあれば、こちらにて情報を更新していきます!

 

 

蔦屋重三郎と鳥山検校の関係はどうなる?

べらぼうの大河ドラマでは、蔦屋重三郎と、鳥山検校はどうなっていくのでしょう?

鳥山検校は、「べらぼう」では、蔦屋重三郎と花の井は密かに心惹かれ合うという設定。

鳥山検校との三角関係が、描かれるでしょう。

その後の五代目瀬川の行方はよくわかっていません。

鳥山検校は1791年に検校に帰座(復帰)しています。

またのちに蔦屋重三郎が出版する「吉原傾城新美人合自筆鏡」画・北尾政演(山東京伝)には

六代目瀬川が描かれています。

のちの蔦屋重三郎の晩年に何らかの影響を与えることとなります。

 

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