この記事はNHK朝ドラ「ブギウギ」の3週目(11話から15話)を視聴した感想をネタバレでお伝えします。
放送を見逃がした方へ、どんなストーリーだったか参考になさってください。
それではどうぞ。
朝ドラ「ブギウギ」第3週・あらすじと感想
11話(10月16日・月):あらすじと感想
昭和8年。
デビューから6年がたち、スズ子は脇役だけど、梅丸少女歌劇団の中心メンバーとして活躍し、新人の教育係もこなしてます。
花咲歌劇団から移籍してきた、スズ子の後輩・秋山美月(伊原六花さん)が入ってきました。
秋山は踊りも上手く、たちまち人気男役の座に。
後輩に抜かれた感のあるスズ子は、自分の売り何?と悩んでもがいています。
そんな中、次回公演の内容が告げられ、娘役トップの大和礼子(蒼井優さん)が初の演出を手掛ける新公演が発表されます。
憧れの大和先輩の手掛ける舞台に、何としても大役をつかみたい!!と新たな気持ちを抱くスズ子でした。
12話(10月17日・火):あらすじと感想
スズ子は、自分の売りは何か?悩みながらも全体稽古が終わっても1人で練習していました。
同期の桜庭が、後輩の秋山美月から「踊りのタイミングが遅い」注意を受け、秋山は次の日から稽古を休みだします。
秋山は歌劇団の新人たちにも容赦なくビシバシ指導し、スズ子は泣いて恐がる後輩のフォローに回ります。
後輩の秋山に助言しようと思ったスズ子は、秋山をご飯に誘って一緒にカレーライスを食べていると、秋山から花咲を辞めた理由を聞くことに。
秋山は同期がいたのですが、彼女は事故に遭って踊れなくなり辞めたのです。
そこから秋山は一生懸命努力したのですが、中途半端に稽古をしてる他の劇団員に注意したのがキッカケで花咲を退団。
そこへ林(橋本じゅんさん)が梅丸に誘ってくれた、だから恩があるから「今よりもっと梅丸を良くしたいと思てます、それで厳しく指導してるんです」と話してくれたのでした。
13話(10月18日・水):あらすじ
今回の公演で、大和の立希望で舞台の最後に全員でラインダンスをやることに!
皆ラインダンスは初めてで、多くの団員が戸惑っていました。
一方同期の桜庭は、1週間練習を休んで、家庭の事情で退団したいと言い出します。
スズ子は1人早く稽古場に来てダンスの練習をするも、実が入らずヤケっぱちになって「大阪音頭」を大声で歌います。
すると稽古場に来ていた大和が鈴子に「いつかあなたの武器になるかもしれないわね。」と声をかけます。
桜庭は本心は、才能ある後輩に先を越されるのが嫌でたまらなかったのです。
スズ子はそんな桜庭に対して、自分の気持ちを確かめるようにこう言います。
「歌って踊るのがどうしようもなく好きやねん。どんなに下手でもずっと劣等生であっても好きで好きでしゃーないねん。辛くても悔しくても一緒に頑張りたい!」というスズ子の思いが胸に響いた桜庭は劇団を続ける決心をします。
2人の話を聞いていたヤマトも「誰も止めさせたくないの、みんなで楽しくやりたいそれだけ」と、歌劇団にかける思いを語ります。
大和の言葉に胸を打たれた団員たちは笑顔で練習に打ち込むようになりました。
「ブギウギ」第3週・14話・15話あらすじと感想
14話(10月19日・木):あらすじ
昭和の不況が全国的な規模となり、梅丸少女歌劇団でも、一部の楽団員が解雇になったり、劇団員や一部の社員の賃金が減額されることが突然発表されます。
大和は会社と交渉すると団員たちに宣言するのですが、家計が苦しい桜庭はその日のうちに林部長に退団を告げます。
他にも数人が辞めてしまいますが、スズ子たち団員たちはヤマトのもと結束します。
大和は梅丸の大熊社長に当てた嘆願書を受け取ってもらうよう林にお願いし、林もできる限りのことはすると約束するのでした。
15話(10月20日・金):あらすじ
「桃色争議」として新聞に取り上げられ世間の知るところとなった、梅丸少女歌劇団(USK)の会社は団員たちに一時金を支払うことで丸く納めようとします。
スズ子のいる「はな湯」にも幹部の男性がやってきましたが、スズ子は断固として拒否。
「そんなお金があるんやったら、辞めていった方たちに少しでも分けてください。と怒りをあらわにします。
会社のやり方に失望した大和は団員たちにストライキを呼びかけます。
ですが、橘アオイは「お客様に夢を売ってるのにそんなことは絶対に許さへん」と反対。
橘アオイはストライキをすることで大和の立場が危うくなるのを案じてたのです。
ですが大和の決意は変わらずストライキは決行となりました。
「ブギウギ」11話から15話まで見た感想
梅丸少女歌劇団の中心メンバーとして活躍し、新人の教育係もこなすほど成長を遂げてるスズ子の活躍が毎日みていて楽しいけど、昭和の不況時に起こった「桃色争議」が史実だったのは驚きでした。
当時の女性たちは、令和の今よりもはるかに男社会の中、「桃色」なんて書きたてられて嫌な思いもしたかもしれない、それでも行動に移して権利を勝ち取ろうとしている、大和さんの姿が印象的でした。
次週/4週目も楽しみです^^